バッキー役トレバー、新キャストは「とてもうまく溶け込んだ」
ディズニープラスで7月15日より独占配信が始まった映画『ゾンビーズ3』では、シーブルックに地球外生命体が到着。エイリアンたちの目的は何なのか? 彼らは敵か味方か? 不安が住民たちの間で駆け巡り、シーブルックの中でも、エイリアンに友好的なグループと非友好的なグループの間で意見が割れる。
『ゾンビーズ』でも『ゾンビーズ2』でも新参者に否定的な態度を取っていたバッキーはエイリアンたちを危険分子と見ているそうで、演じるトレバー・トージマンは、「エイリアンは、バッキーがこれまで見た中で最も恐ろしい種族なんです。だからいつも以上に怖がっていて、いつも以上に臆病になっている」とフロントロウ編集部に明かした。
そんなトレバーは、エイリアン役としてシリーズに初参戦した、ディズニープラスの人気ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』でE.J.を演じるマット・コーネット、台湾出身のノンバイナリーの俳優テリー・フー、俳優やミュージシャンとして多才に活躍するカイラ・タントについてこう話した。
「ニューキャストが参加するときは、いつも興奮と緊張が入り混じるものです。この3人はとてもうまく溶け込んだと思いますし、フランチャイズを盛り上げてくれました。彼らのことは本当に高く評価しています。彼らはそれぞれのキャラクターに、素晴らしい方法でいのちを吹き込んでくれました。『ゾンビーズ』のキャストは家族のように仲が良いのですが、今回は3回目ということで、規模もさらに大きくなり、みんなでより親密になれたと思います」
キャストたちの絆は今後も続くと、イライザ役カイリー
ファンにとっては悲しいことに『ゾンビーズ3』はシリーズ最後の作品となるが、イライザ役のカイリー・ラッセルは、撮影終了後もキャストの友情は「続く」とフロントロウ編集部に断言した。
「私たちは1作目を撮影したとき、2週間でもう離れられない関係になっていました。『今日は誰の部屋で集まろうか? みんなでご飯を食べに行こう! ここに行こう!』 という感じで。1作目の撮影が終わった後に(撮影地のカナダから)アメリカに帰ったとき、『帰っても一緒に遊ぶかな?』と思っていたのですが、実際にそうなりました。定期的にみんなで集まっていて、数か月会えなかったあとでも、会ったらそんな時間が経ったことを感じさせないような関係になっています。だから私たちの友情は、今後も続くと思います」。
異なる種族の共存を通して、差別のおろかさや違いを受け入れることの大切さを訴えてきた『ゾンビーズ』シリーズ。エイリアンという星レベルで異なる種が新たに登場する新作『ゾンビーズ3』を含め、全作がディズニープラスで独占配信中。(フロントロウ編集部)