シースルーのドレス姿に寄せられた性的なコメントを批判したフローレンス・ピュー
MCU作品でのエレーナ役や、映画画『ミッドサマー』への出演などで知られる俳優のフローレンス・ピューは先日、ヴァレンティノ(Valentino)の秋冬コレクションのショーに出席した際に着用したシースルーのドレスをめぐって、性的なコメントの標的に。フローレンスはドレスの写真をアップしたインスタグラムの投稿に性的なコメントが多く寄せられていることを明かして、そうしたコメントを寄せる男性たちを次のように批判した。
「(コメント欄を)見たり観察したりしていて興味深いのは、誰もが目にできるところで、男性たちがいかに簡単に、公の場で誇らしげに女性の身体を台無しにできるかということ。自分の職業や仕事用のメールアドレスがプロフィールに書いてあってもそういうことをできちゃうわけ?」
フローレンスは次のように続けている。「女性が赤の他人たちから、自分たちの身体について何が間違っているかについて意見されることはこれが初めてではないし、これが最後じゃないことも間違いない。何が不安になるかって、一部の男たちはどこまで下品になれるのかということだよ」。
ジェンマ・チャンやカレン・ギランらマーベル仲間がフローレンス・ピューをサポート
男性たちによる女性蔑視なコメントを批判したフローレンスの投稿には多くのサポートの声が寄せられることとなっており、フローレンスと同じくMCU作品に出演するマーベル俳優たちからも彼女を支持するコメントが投稿されている。
映画『エターナルズ』でセルシを演じたジェンマ・チャンは一言「愛してる」とコメントしたほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでネビュラを演じているカレン・ギランは、拍手の絵文字を投稿してフローレンスをサポート。さらに、『ブラック・ウィドウ』でナターシャ・ロマノフの幼少期を演じた、ミラ・ジョヴォビッチとポール・W・S・アンダーソンの子どもであるエヴァー・アンダーソンも、「あなたは私のクイーンだよ」とコメントを寄せた。
彼女らに加えて、MCU版『スパイダーマン』シリーズでMJを演じているゼンデイヤや、最新作『ソー:ラブ&サンダー』の監督を務めるタイカ・ワイティティ、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でケイティを演じたオークワフィナも、いいねでフローレンスの投稿にリアクション。彼女へのサポートを示した。(フロントロウ編集部)