トム・クルーズが若手全員にプレゼントしたiPadの中には…
日本でも興行収入が100億円を突破するなど、全世界で大ヒットを記録している映画『トップガン マーヴェリック』。前作『トップガン』に続いて主人公のマーヴェリックを演じるはトム・クルーズで、マイルズ・テラーやグレン・パウエル、モニカ・バルバロといったフレッシュな面々が若手のパイロット役で出演している。
トムといえば、毎年、ホリデーシーズンに、過去の共演者など親交のあるセレブやお世話になった人たちにケーキをプレゼントしていることで知られるが、ある年のクリスマスに『トップガン マーヴェリック』で共演したパイロット役の若手キャスト全員にiPadをプレゼントしていたことが明らかに。しかも、そのiPadにはトムらしさ全開の「おまけ」がついていた。
そのおまけとは、プライベートでパイロットの免許を取得するための講座。ハングマン役のグレンが米The Ringerのインタビューで明かした話によると、クリスマスにトムが「若手全員にグランドスクール(※パイロットの免許を取得するための座学講習)を入れたiPadをプレゼントしてくれた」そうで、受講にかかる費用もすでに支払い済みだったという。
受ける受けないは個人の自由で強制ではなかったが、共演を通じてトムの生き様に強い憧れを持つようになったグレンは、実際にそれを使ってパイロットの免許を取得。2020年3月に、「『トップガン』の撮影ですべてのパイロットの夢を実際に体験したあと、空を飛ぶことに夢中にならずにはいられない。とくに、トム・クルーズが飛行機を見事に操るのを見たあとはなおさらね。撮影終わりに、僕がぐったりしながらキャスト用のバンに乗り込むとき、トムはP‐51で夕焼けのなかに飛び去っていくんだ。車よりも飛行機の方が断然カッコいいと思った。そしたら、クリスマスにトムがフライトスクールがダウンロードされたiPadをプレゼントしてくれたんだ。(料金は)前払いされていた。そして昨日、数ヵ月にわたる飛行訓練、勉強、テストの末、僕は本物(のパイロット)になった」と自身のインスタグラムで報告していた。
ちなみに、ほかのキャストはというと、The Ringerのインタビュー(今年5月掲載)に同席していたフェニックス役のモニカは、「グランドスクールはほぼ終わりました。パンデミックのときに倍頑張らなかった自分を責めていますが、やる気は十分あります」と、まだ取得していないものの、その気はあることを明かしている。(フロントロウ編集部)