マイルズ・テラーが代役なしで臨んだシーン
トム・クルーズ主演の映画『トップガン マーヴェリック』で、亡きグースの息子ルースターを演じる俳優のマイルズ・テラーが“あのシーン”を代役なしでやっていたことが話題になっている。
マーヴェリックがペニーの経営するバーを訪れたシーンで、ルースターがピアノを演奏していたのを覚えているだろうか? このときルースターが弾いていた曲「Great Balls of Fire(原題)」は、父グースと一緒に歌った思い出の曲で、マイルズにとって飛行シーン以外の見せ場のひとつでもあった。
そして、じつはこのシーンでピアノを弾いているのはマイルズ本人。ピアノ経験者であるマイルズは、このシーンを撮影するにあたって、自ら「若い頃にピアノを弾いていたんです。今でもちょっとやっています。だから、代役はいりません。僕自身がライブで演奏して歌います」と申し出たという。しかし、劇中で披露した「Great Balls of Fire」はマイルズが想像していたよりも難しい曲だったようで、米CinemaBlendのインタビューで「(実際にやってみて)これがかなりハードな曲で、しかもけっこう高い声で歌わなければいけないということに気づきました」と明かし笑いを誘った。
ちなみに、マイルズはこのシーンをとても気に入っているそうで、「『Great Balls of Fire』を演奏して歌う。あの瞬間が好きなんです。本当に、本当に特別なシーンだと思います」と米ScreenRantに語っている。(フロントロウ編集部)