ウィロー・スミスがウィル・スミスのビンタ騒動についてコメント
今年3月に開催されたアカデミー賞授賞式で、俳優のウィル・スミスがプレゼンターのクリス・ロックが自身の妻であるジェイダ・ピンケット・スミスの髪型をジョークにしたことに腹を立ててクリスを平手打ちした事件について、ウィルとジェイダの子どもであるミュージシャンのウィローが口を開いた。
今回、米Billboardのインタビューに応じたウィローはそのなかで父ウィルのビンタ騒動に触れて、この一件が多くのメディアによって取り上げられたことについて、自身はそこまで精神的に影響を受けることはなかったとして、「私自身の内なる悪魔ほど、私を揺さぶることはありませんでした」とコメントした。
その上で、ウィルが妻ジェイダにまつわるジョークに腹を立ててクリスをビンタしたことには父親の「人間らしさ」を見ることができるとウィローは指摘している。
「私は家族全員のなかに人間らしさを見ていますし、それぞれの人間らしさを愛し、受け入れています」と語ったウィローは、「置かれている立場上、私たちの人間らしさは時に受け入れられないことがあります。1人の人間として健康的な人生を送る上での助けにはならないような振る舞い方を私たちは期待されてしまいますし、それは正直でいようとすることにも不利益をもたらします」と続けて、常に世間の目に晒されている立場として、なかなかありのままの人間らしさを見せることができないもどかしさを語った。
一方、ビンタ騒動を起こした本人であるウィルも先日、自身のYouTubeなどに公開したおよそ6分の動画のなかで騒動について改めて説明。クリスやその家族、ジェイダを含む自身の家族に謝罪したほか、ファンを失望させたことへの反省などを語った。(フロントロウ編集部)