キャスト同士の仲の良さも話題の『ブレット・トレイン』
8月に入ってから続々と海外で封切られている新作映画『ブレット・トレイン』。アクション・スリラー映画である本作は、日本人作家である伊坂幸太郎の著書『マリアビートル』が原作であることもあり、9月1日に公開を控えている日本でも高い注目を集めているが、本作は、主演のブラッド・ピットを中心としたキャストたちの仲の良さも魅力の1つ。
海外のプレミアでは、キャストたちがふざけて写真撮影に臨むなど、仲睦まじい様子が話題になったが、現在58歳ブラッドから25歳のジョーイ・キングまで、幅広い年齢層のキャストたちが和気あいあいとすることができているのは、すっかりベテランとなったブラッドが“大御所感”を出していないことも助けになっているよう。
今回、同作でブラッドと共演した俳優のアーロン・テイラー=ジョンソンが米Varietyのインタビューに応じて、撮影現場でのブラッドの様子について「謙虚であたたかい人ですよ」と、その人柄のよさを証言。「彼はこの世界に光や喜びをもたらすことや、楽しい時間を過ごせる人たちと一緒にいることを望んでいるんです」と続けた。
ブラッド・ピットが撮影現場で取っているメモとは?
「彼は人生における新しいチャプターに入ったところなんじゃないかと思います」とアーロンは現在のブラッドについてさらに語ったが、一方で、共演者であれば思わず肝を冷やしてしまうような場面にも遭遇したという。
「多くの俳優たちとの仕事を経験した後で、『僕は二度とこの俳優とは仕事をしない』っていうリストを作ることがあると思うんです」と、相性が合わなかったために今後仕事をしたくない俳優をリストに書き出すことがあると前置きした上で、ブラッドも同様のメモを取っていたとして、次のように明かした。
「ブラッドもこのリストを作っているんです。『良かった』人たちと、『最悪だった』人たちのリストをね」。
謙虚で、率先して現場の雰囲気をよくしようとしてくれるというブラッド。『ブレット・トレイン』のプレミアを見る限りでも、自分から率先してふざけたポーズを取るなどしていたブラッドからは良い人という印象が伝わってくるが、今後、ブラッドと一緒に仕事をする機会がある人たちは、今回存在が明るみになった“最悪だった人たちリスト”に少しヒヤヒヤしてしまうかもしれない。(フロントロウ編集部)