ティモシー・シャラメと『君の名前で僕を呼んで』監督が再タッグ
映画『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督とティモシー・シャラメが再タッグを組んだ映画『Bones and All』は、人が人を食べる“カニバリズム”とラブストーリーが入り混じるホラー・ラブストーリー。カミーユ・デアンジェリスによる同名小説の原作としており、マレンという少女の旅を描く。どのような作品に仕上がっているのか想像もつかない本作の予告編が公開された。
映画でマレンを演じるのは、映画『WAVES/ウェイブス』のテイラー・ラッセル。そして、恋人のリーをティモシーが演じる。物語は、レーガン政権下の1980年代アメリカ。暗い過去を抱える2人が、アメリカを横断する1,000マイルの旅をする姿を描く。
予告編は、若い恋人たちがおでこをあわせ、淡い青の空の下で見つめあう穏やかなシーンから始まる。しかし数秒も経たないうちに悲鳴のような声が画面を覆い、走り逃げたり、何かに怯えたりしている様子の人々の映像が数シーンにわたって映し出される。しかし最後には、ふたたび穏やかな風のなかで見つめあう2人の姿が…。
ピンクヘアになったティモシーも目を引くが、グァダニーノ監督がカニバリズムという要素をどのように調理したのかにも注目。ホラーとラブストーリーというのは、上手く混ぜ合わせられると、人気を誇る作品になることは多く、期待が高まる。
本作は2022年のヴェネチア国際映画祭でプレミアを迎え、11月23日に全米公開予定。
(フロントロウ編集部)