チャールズ皇太子はドラマ『ザ・クラウン』についてどう思ってる?
イギリス王室のチャールズ皇太子がNetflixのオリジナルドラマ『ザ・クラウン』についてどう思っているのか、その一端を垣間見せた。
ご存じの方も多いと思うが、『ザ・クラウン』はエリザベス女王を主人公に英王室の裏側やイギリス社会の移り変わりを描いた作品で、シーズン3&4ではジョシュ・オコナー、シーズン5からはドミニク・ウェストがチャールズ皇太子を演じる。
『ザ・クラウン』といえば、配信初週の視聴者数がチャールズ皇太子とダイアナ元妃のロイヤルウェディングを超えたことが話題になったが、じつはヘンリー王子やエドワード王子、ユージェニー王女といったロイヤルファミリーのメンバーも『ザ・クラウン』を見たことがあるそうで、本作でマーガレット王女を演じたヴァネッサ・カービーは、エリザベス女王も“見た”とユージェニー王女から聞いたという。
どうやらチャールズ皇太子も『ザ・クラウン』を見た王室メンバーのひとりのようで、昨年、とあるイベントで国会議員たちに自己紹介を行なったチャールズ皇太子が、「こんにちは、みなさんはじめまして。私はNetflixで描かれているような人物ではありません」と述べたことを、現在開催中のエディンバラ・フェスティバル・フリンジに出席したスコットランド労働党のアナス・サルワル党首が明かした。
ちなみに、チャールズ皇太子の妻カミラ夫人は、今年3月にクラレンスハウスで行われた国際女性デーを記念したレセプションで、『ザ・クラウン』のシーズン3&4で自身を演じたエメラルド・フェネルと対面を果たしている。
チャールズ皇太子同様、『ザ・クラウン』を見たことがあると言われているカミラ夫人だが、作品への理解があるようで、スピーチの際に「万が一、私の身に何かあっても、架空の分身が後を引き継いでくれる心強さがあります。だからエメラルド、準備しておいてください」とジョークを飛ばしていた。(フロントロウ編集部)