デミ・ロヴァートがアルバム『Holy Fvck』をリリース
元ディズニー・チャンネルのスターであるシンガーのデミ・ロヴァートが、8月19日に8枚目のスタジオアルバム『Holy Fvck』をリリースし、そのアルバムのリードシングルである楽曲「29」が話題になっている。
「29」では「5年間血を流し続け生徒と教師の関係にあった/潔白とは程遠い/同意とはなに?/数字がダメとは言っていない/けどあなたはやめなかった」や「ついに29歳/あの頃のあなたと同じ/10代の夢だと思っていた/ただの空想だと/でも、それはあなたのものだったのか/それとも私のものだったのか?/17歳/29歳」、そして「あなたは彼女より12歳年上/今となってはどうでもいいことかもしれないが/今の私にはわかる」といった歌詞が登場する.
ご存知の通りデミは10代の頃、12歳上の俳優ウィルマー・バルデラマと2010年から交際をしており、2016年に破局。ウィルマーが29歳でデミと交際をはじめたことや、12歳年上ということがぴったりと「29」の歌詞にあてまることから、この楽曲はウィルマーへのディス曲ではないかと世間を騒がせていた。
これまでデミはこの件について発言してこなかったが、先日Apple MusicのZane Loweとのインタビューでこの楽曲について語った。
「この質問に答えるときは注意深く言葉を選んでしまいます」
デミはこの曲をリリースするにあたり不安があったようで、「この曲を出すことに不安がなかったと言えば嘘になります。私はただ、『これをやりきらなきゃ。自分自身の真実に正直にならなきゃ』と言っただけだったんです」とコメント。
世間ではウィルマーについてのディス曲だと言われているが、やはり多少は関係しているよう。デミは多くは語らなかったが、「この曲は全てを語っているような気がするから、この質問に答えるときは注意深く言葉を選んでしまいます」と歌詞が歌詞なだけにコメントするのも気を遣うよう。
そして「少しを語ることが逆に多くを語っていることを学びました。それを学ぶために30歳までかかったかもしれませんが、私はここで境界線を持つことがOKであるため、メディアの前で自分自身を表現する方法に異なるアプローチをしています」と語った。
デミと破局後ウィルマーは2020年1月に11歳年下のモデルであるアマンダ・パチェコと婚約して第1子を授かっており、一方のデミもカナダ人アーティストのジョーダン・リュート(Jordan Lutes)と交際していることをオープンにしたばかりで、それぞれ別々の道を歩いている。(フロントロウ編集部)