映画『トップガン マーヴェリック』でマーヴェリック&ペニーのラブシーンが、前作のマーヴェリック&チャーリーと比べて控えめだったのには理由があった。(フロントロウ編集部)

監督がマーヴェリックとペニーのラブシーンに込めた思い

 全世界で大ヒットを記録中の映画『トップガン マーヴェリック』でメガホンを取ったジョセフ・コシンスキー監督が、トム・クルーズ演じるマーヴェリックとジェニファー・コネリー演じるペニーのラブシーンに込めた思いを米USA TODAYのインタビューで明かした。

 ご存じの方も多いと思うが、前作『トップガン』でマーヴェリックは女性教官のチャーリー(ケリー・マクギリス)と恋に落ちるという設定で、かなり濃厚なラブシーンもあった。本作にも恋愛要素があり、マーヴェリックとペニーの恋が描かれているが、2人が結ばれるシーンは会話がメインで、最後にキスをしただけだった。

画像: 監督がマーヴェリックとペニーのラブシーンに込めた思い

 前作と比べてラブシーンが控えめだった理由について、コシンスキー監督はこのように語っている。

 「マーヴェリックとチャーリーの関係は、(マーヴェリックとペニーの関係とは)明らかに違います。今、マーヴェリックはあの頃とは別の人生の地点にいます。マーヴェリックとペニーの関係は、純粋に肉体的なものだけでなく、もっと深いものです。この映画で、彼女はマーヴェリックにとってじつに重要な感情の対極にある存在なのです。これは、私たちのストーリーを伝えるのにふさわしい方法だと思いました」

 ちなみに、ご存じの方もいると思うが、前作にペニーは登場しないが、マーヴェリックが何かしらの関係を持った女性としてグースが彼女の名前を口にする場面があった。そんな2人の関係について、ジェニファーは「最初の出会いは2人がかなり若い頃でした。結ばれて、燃えるような恋をしたけど、うまくいかなくなってしまったんです。でも、そのあとも、2人はお互いのところに何度も戻ってくるんです」と、米FilmIsNowのインタビューで説明している。(フロントロウ編集部)

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