ハングマン役のグレン・パウエルを勇気づけたトム・クルーズの言葉
映画『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で注目を浴びる俳優のグレン・パウエルが、本作の共演者で役者の大先輩でもあるトム・クルーズから教わったことを米Peopleのインタビューで明かした。
グレンによると、トムはみんなにとって「無限の知恵とアドバイスの源」だったそうで、映画の撮影が終わったあともメンター(助言者、相談者)であり続けているという。実際、ルースター役のマイルズ・テラーやフェニックス役のモニカ・バルバロといったパイロット役の若手キャスト全員が、各インタビューで同じようなことを言っている。
グレンは、「映画が完成したあと、その人が自分の人生に関わり続けてくれるかどうかはわかりません。トムが僕のキャリアに深く関わり、僕の人生の転機がうまくいっているか、次の仕事は何か、何か手助けが必要なことはないかと確認してくれることを、本当にありがたく思っています。彼は特別な友人です。期待通り、いや、それ以上にクールな彼に感謝しています」と言うと、『トップガン』の続編という期待値の高い作品に参加することへのプレッシャーや、失敗することへの恐れを感じた際にトムから言われて勇気づけられた言葉をシェアした。
「トムは『プレッシャーは特権(Pressure's a privilege)』という言葉を残しています。つまり、期待されているということは、それだけチャンスがあるということでもあるんです」
ちなみに、トムは、グレンから“あなたのようなキャリアを積みたい”と言われた際に、「僕は素晴らしい映画を選び、(自分の手で)その役を素晴らしいものにするんだ」という別の名言も残している。(フロントロウ編集部)