映画版のハリー・ポッター役でおなじみのダニエル・ラドクリフが過去に明かした、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が映画化された場合の「出演条件」がかなり現実的。(フロントロウ編集部)

ダニエル・ラドクリフが提示したハリー・ポッター役再登板の条件

 シリーズ終了から10年以上が経った今もなお世界中で愛され続ける映画『ハリー・ポッター』シリーズで、主人公のハリー・ポッターを演じた俳優のダニエル・ラドクリフが、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が映画化された場合の「出演条件」が現実的だと話題に。

 現在、日本でもオリジナルキャストで上演されている『ハリー・ポッターと呪いの子』は、舞台のために書かれたオリジナルストーリーで、『ハリー・ポッターと死の秘宝』で描かれたヴォルデモートとの死闘から19年後、魔法省の魔法法執行部の部長になったハリー・ポッターと、ホグワーツ魔法魔術学校への入学を控える次男のアルバス・セブルス・ポッターの冒険と成長を描く。仮にこの作品が映画化された場合、ダニエルに出演の意思はあるのだろうか? 

画像: ©︎WARNER BROS. PICTURES / Album/Newscom

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 『ハリー・ポッター』シリーズを愛する一方で距離を置く姿勢も見せているダニエルは、今年3月に米The New York Timesのインタビューで、『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画化に「今は興味がない」としたうえで、「絶対にないとは言いませんが、『スター・ウォーズ』のオリジナルキャストたちは、戻るまでに30年、40年という時間がありましたよね。僕はまだ(シリーズを卒業して)10年目ですから」と語るなど、“戻る”という選択肢を排除していないことを示唆してファンを喜ばせた。

 じつは、ダニエルは、それより前の2016年に受けた英Radio Timesのインタビューで出演の条件も明かしていた。このときダニエルが出した答えは、「(出演するかどうかは)脚本次第でしょうね」というかなり現実的なもので、それに続くコメントは「よっぽどのことがないと実現しないと思います。でも、ハリソン・フォードもハン・ソロについて同じようなことを言っていましたけど、あんなことが起きました(※)。なので、今のところ返事は『ノー』ですが、将来的に撤回する余地は残しておきます」とNew York Timesに話した内容とさほど変わらなかった。
※多くのファンがハリソン・フォードが『スター・ウォーズ』シリーズに出演することはもうないと思っていたが、その予想を裏切って『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)でハン・ソロを再演した。

 ファンとしては、ダニエルだけでなく、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンやロン役のルパート・グリントにも戻ってきてほしいが、果たして『スター・ウォーズ』シリーズのように、オリジナルキャストがスクリーンで再集結することはあるのか。期待をしながら待ちたい。(フロントロウ編集部)

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