テイラー・スウィフトがリナ・ヤンを伴ってMTV VMAに出席
現地時間8月28日に(日本時間8月29日)に行なわれた今年のMTVビデオ・ミュージック・アワード(MTV VMA)で5部門にノミネートされていたテイラー・スウィフトが、事前の予告なしに授賞式にサプライズで登場。大きな話題を集めた。
会場となった米・ニュージャージーのプルデンシャル・センター(ザ・ロック)にサプライズで登場したテイラーは今回、シネマトグラファーのリナ・ヤンを伴って授賞式に出席。会場では隣同士で着席した。
現在はロンドンを拠点に活動しているリナは、栃木県宇都宮市出身のシネマトグラファーで、これまでに米HBO MAXのドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』やNetflixでも配信されているイギリスのドラマ『トップボーイ』などに参加してきた人物。ミュージックビデオのシネマトグラファーとしても、サム・スミスの「Diamonds」や、マドンナとミッシー・エリオットが参加したデュア・リパによる「Levitating(The Blessed Madonna Remix)」、宇多田ヒカルの『あなた』など多くのビデオを手掛けている。
リナ・ヤンが手がけた「All Too Well (10 Minute Version) 」MVが3部門を受賞
テイラーは昨年11月、アルバム『レッド(テイラーズ・バージョン)』に10分に及ぶ「All Too Well (10 Minute Version) 」を収録したことが話題に。曲そのものの長さも去ることながら、細かいイースターエッグが詰め込まれた15分に及ぶショートフィルムも大きな注目を集めたが、そのショートフィルムでシネマトグラファーを勤めた人物こそ、今回の授賞式で隣同士に座っていたリナだった。
MTV VMAは優れたミュージックビデオに賞を授与するアワードだが、今年最も高い評価を得たビデオの1つとなったのがこの「All Too Well (10 Minute Version) 」のショートフィルム。このビデオは今年の授賞式で、栄誉ある最優秀ビデオ賞を筆頭に、最優秀ロングフォームビデオ賞、最優秀監督賞の3部門を受賞した。授賞式ではテイラーとリナが一緒にステージに登壇して、トロフィーを受け取った。
リナは昨年、British Cinematographerとのインタビューでテイラーとの仕事について、「共に仕事をしながら素晴らしい時間を過ごせましたし、お互いを信頼して、妥協することなく迅速に進行できるように協力し合いました。テイラーはとても協力的ですし、几帳面で、垣間見えたクリエイターとしての本能にはとても感銘を受けました」と語っている。
ちなみに、テイラーはさらなるサプライズとして、『Midnights』というタイトルになると見られるニューアルバムを10月21日にリリースすることも授賞式で発表した。
テイラー・スウィフトが10月21日発売のニューアルバム『Midnights』の情報を解禁。投稿訳がコチラ。(テイラーが座る机に飾られた写真に写るのはセレーナ・ゴメスだというウワサ)©Taylor Swift/Instagram pic.twitter.com/E5wLlsoCav
— フロントロウ編集部 (@frontrowjp) August 29, 2022
(フロントロウ編集部)