ブリトニー・スピアーズの元夫が“ブリトニーと息子2人の関係”を暴露
ご存じの方も多いと思うが、ここ1ヵ月ほど、シンガーのブリトニー・スピアーズの2人の息子ジェイデン(15)とショーン(16)をめぐって、ブリトニーと彼女の元夫で息子たちの父親でもあるケヴィン・フェダーラインのあいだに不穏な空気が流れている。きっかけとなったのは、今年8月に英Daily Mailに掲載されたケヴィンのインタビュー。
ケヴィンは詳しい事情は明かさなかったものの、息子たちのなかで母親であるブリトニーについて納得できないことがいくつかあり、それが理由で息子たちはブリトニーと数ヵ月「会っていない」と発言。息子たちはブリトニーを「愛している」としたうえで、ブリトニーの後見人制度をめぐる問題や、彼女がインスタグラムにヌード写真をアップしていることなどが息子たちに悪影響を与えており、“大変な思いをする息子たちを見るのがツラい”などと述べ、不仲説をあおった。
それを受けて、ブリトニーの夫サム・アスガリは、「子どもたちが自分の意思で(ブリトニーと)距離を置いているという彼の発言に正当性はなく、そのような発言を公にすることは無責任です。彼らはとても賢いですし、もうすぐ18歳になるので自分で決断することができます。彼らはいずれ、お手本にすべき存在である父親が15年以上まともに働いていないことに、“大変な思い”をすることになるかもしれません」とインスタグラムを通じて反論。
それに続くように、ブリトニーもインスタグラムのストーリーに「元夫が私と子どもたちの関係について話をしたと聞き、悲しく思っています。ご存じのように、10代の男の子を育てることは誰にとっても決して簡単なことではありません」、「(ケヴィンの言動は自分を)『傷つけるものだった』とだけ言っておきます」と憤りのコメントを投稿した。
それから数日後、ブリトニーはインスタグラムで年頃の息子を持つ母親の苦悩を吐露。子どもたちと会う頻度が減っていることや、家に帰ってきても自分の部屋にこもって出てこないことなどを綴った長文のメッセージは子を持つ親たちから多くの共感を集めた(※この投稿は現在削除されている)。
ブリトニーの息子ジェイデンが沈黙を破る
そんななかジェイデンが、母であるブリトニーとの関係について英Daily Mailのインタビューで語った。ジェイデンによると、親子関係に問題があることは事実だが、ブリトニーのことを嫌っているわけではないそうで、「僕は100%、関係を修復できると思っています。でも、それには多くの時間と努力が必要です。僕はただ、彼女に精神的に良くなってほしいだけなんです。良くなったらまた会いたいです」と言うと、インタビューを通じて、「僕はあなたのことを心から愛してるし、あなたの幸せを願ってる。いつかまた、こうして座って話せる日が来るといいな」とメッセージをおくった。
続けて、ジェイデンは、父ケヴィンがブリトニーのSNSが「息子たちを傷つけている」と発言したことについても言及。「ソーシャルメディアは彼女の助けになっています。もしそれが彼女のやりたいことなら、僕がそのことで彼女を嫌いになるようなことはありません」としたうえで、「彼女は、注目を集めるためにインスタグラムに何か投稿しなければならないと思い込んでいるのかもしれません。これはもう何年も続いていて、これから先もずっと続く可能性が高いけど、僕としては彼女がやめてくれることを望んでいます」と、本心ではSNSから離れてほしいと思っていることを明かした。
さらに、今年6月に行なわれたブリトニーとサムの結婚式に出席しなかった理由を聞かれたジェイデンは、「そのときはあまり良いタイミングではなかったんです。結婚を喜んでいないわけではありません。むしろ嬉しく思っています。でも、彼女は家族全員を招待しなかったので、仮に(家族のなかで出席したのが)僕とショーンだけだったとして、その状況が良い形で終わったとは思えません」と、兄のショーンと相談し色々と考えた末での決断だったと述べた。
ちなみに、現在、ジェイデンとショーンは父ケヴィンとその家族と一緒に暮らしているが、そこは彼にとって「安全な場所」なのだそうで、「僕の家です。ここのみんなを愛しています」とコメント。また、ジェイデンはブリトニーと険悪な関係が続いている祖父のジェイミー・スピアーズや祖母のリン・スピアーズについても、メディアで言われているような悪い人たちではなく、少なくとも自分は彼らを“愛している”と語った。
息子のインタビューにブリトニーが反応
ちなみに、ジェイデンのインタビューが掲載された直後にインスタグラムを更新したブリトニーは、「私の子供たちへの愛には境界線があり、私が母親としての期待に応えられないという彼の叫びを聞いて、深く悲しんでいます。いつか私たちは顔を合わせて、このことについてオープンに話し合うことができるかもしれませんね」と、ジェイデンの言葉にショックを受けたことを告白。
それでも息子以上に愛するものはないとして、「私は、あなたたち2人の顔を見るのが何よりの楽しみです。これからも、あなたの才能をピアノで奏でてください。あなたとあなたの兄は本当に優秀で、2人を自分の子どもと呼べることをとても誇りに思います」と、母としての思いを伝えた。
その一方で、ジェイデンが自分の両親のことを「悪い人たちではない」と証言したことにどうしても納得がいかなったようで、「もしあなたがその賢明で素晴らしい頭脳で、あなたの祖父母(=ブリトニーの両親)が私にしたことを問題ないと言い、彼らを悪い人ではないと言うなら、私は母親として失敗したことになります。あなたとあなたの父親がちゃんと向き合って、善とは何か話し合う機会になればいいなと思います」と厳しい言葉も述べている。(フロントロウ編集部)