カーディ・Bが母校に多額の寄付を行なう
2019年のグラミー賞で女性アーティストとして史上初めて「最優秀ラップ・アルバム賞」を受賞したラッパーのカーディ・Bが、ニューヨークのブロンクスにある母校のアレキサンダー・マコーム・スクール(I.S. 232)をサプライズ訪問した。
カーディが生まれ育ったブロンクスは低所得層が多い地区として知られる。カーディは、「私はブロンクス出身であることをとても誇りに思ってるし、今もそこに住み、働いている家族や友人が大勢います。だから、今回の火災(※)と犠牲者のことを聞いたとき、何かしなければと思いました」と言うと、続けて「そして、いくつかの地域を見て思ったんです。色々なものの価格が高騰するなか、どうやってみんな生き延びているのだろうと。私は知りたいんです。私の家族や友人は、(経済力のある)私がいることにとても感謝していますが、私のような存在がいない人はどうなるのでしょう?」と真剣な面持ちで語った。
※今年1月、ブロンクスにあるアパートで発生した火災事故。この火災で子供8人を含む17人が犠牲になった。
また、米NBC Newsのレポーターによると、カーディはスピーチをして、複数の生徒たちから寄せられた質問に答えあと、10万ドル(※日本時間9月14日のレートで約1,440万円)を同校に寄付することも発表したという。
HAPPENING NOW: Cardi B announces she’s donating $100K to I.S. 232 in the Bronx, where she used to be a student. @NBCNewYork #nbc4ny pic.twitter.com/2w597RKWhz
— Kay Angrum (@kayangrum) September 13, 2022
ちなみに、カーディは数日前に行なったインスタグラムのライブ配信でも、物価上昇による生活や経済への影響を心配していた。(フロントロウ編集部)