英王室のウィリアム皇太子とキャサリン妃が亡くなったエリザベス女王の別邸を訪問し、献花に訪れた人たちと交流した。その場にいた人の話では、キャサリン妃が子どもたちの現在の様子を明かす場面もあったという。(フロントロウ編集部)

ウィリアム皇太子とキャサリン妃が献花に訪れた人たちと交流

 現地時間9月15日、亡くなったエリザベス女王の別邸として知られるサンドリンガム・ハウスをウィリアム皇太子キャサリン妃が訪問し、献花に訪れた人たちと言葉を交わした。

 門の前に手向けられた大量の花束や、花束に添えられたメッセージカードに目を通すウィリアム皇太子とキャサリン妃。

画像1: ウィリアム皇太子とキャサリン妃が献花に訪れた人たちと交流

 エリザベス女王が亡くなって以降、ウィリアム皇太子夫妻を含むロイヤルファミリーのメンバーは、葬儀や即位に関連するさまざまな行事や儀式に臨んだり、今回のように女王とゆかりのある地を訪ねて人々と交流したり、多忙な日々を送っている。

画像2: ウィリアム皇太子とキャサリン妃が献花に訪れた人たちと交流

 この日は2人とも少し疲れた様子で、心配した女性から「とても疲れているように見えます」と声をかけられたキャサリン妃は、「私たちは皆、とても疲れていますが、こうして集まった大勢の人たちや、皆さんの応援が私たちを支えてくれています」と答えたという。

キャサリン妃が3人の子どもたちの様子を明かす

 このとき、キャサリン妃と話をしたという人が英DailyMailに語った話によると、長男のジョージ王子はエリザベス女王の死を「ちゃんと理解している」が、長女のシャーロット王女と次男のルイ王子は「ジョージ王子ほどは理解していない」という。ちなみに、キャサリン妃は、先日、ウィンザー城の前で人々と交流した際に、女王の死後、ルイ王子が励ましの言葉をかけてくれたというエピソードも明かしている。

画像: キャサリン妃が3人の子どもたちの様子を明かす

 エリザベス女王が亡くなった日も最後まで学校の授業に参加したジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子の3人は、“女王の死が子どもたちに与える影響を最小限に抑えたい”というウィリアム皇太子夫妻の意向もあって、女王の死後も一度も休むことなく学校に通っている。

 ジョージ王子とシャーロット王女は現在通っている学校に転校したばかりで、この秋に入学したばかりのルイ王子にとっても新しい環境だが、キャサリン妃いわく、3人ともすでに学校に馴染んでおり、新しい友達もできたそう。

 現地時間19日に行われるエリザベス女王の葬儀に子どもたちが参加するかどうか、現時点では明らかになっていないが、ジョージ王子とシャーロット王女は、2021年に亡くなったフィリップ王配の追悼式に両親と一緒に参列していたことから、女王の葬儀にも参列すると見られている。

ウィリアム皇太子が女王の葬列を歩いたときのことを振り返る

 この前日、バッキンガム宮殿からウェストミンスターホールまで、エリザベス女王の棺を運ぶ葬列に加わったウィリアム皇太子の姿が、亡き母のダイアナ元妃の葬儀での姿と重なると話題になったが、ウィリアム皇太子自身、歩きながらそのことを思い出していたようで、この日、サンドリンガム・ハウスの前に集まった群衆のひとりに「昨日の葬列は私にとって難しいことでした。かつての記憶が蘇りました」と語った。

画像: ウィリアム皇太子が女王の葬列を歩いたときのことを振り返る

 また、ウィリアム皇太子は、「月曜日の葬儀は、(自分にとって)辛いものになると思います」とも話したという。(フロントロウ編集部)

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