キャサリン妃がルイ王子の様子について明かす
現地時間9月8日、イギリス王室のエリザベス女王が静養先のバルモラル城で家族に見守れるなか96年の生涯に幕を閉じた。
エリザベス女王の死去後、声明を発表した孫のウィリアム皇太子は「この日が来ることはわかっていましたが、おばあちゃんのいない生活が現実だと思えるようなるにはまだ時間がかかりそうです」と悲しみをあらわにしていたが、皇太子と妻キャサリン妃の子どもたちは女王の死をどう受け止めているのか? 葬儀の前日にチャールズ国王主催のレセプションに参加したオーストラリアのデイヴィッド・ハーリー総督が、キャサリン妃から直接聞いたという子どもたちの様子について英Sky News明かした。
ご存じだと思うが、ウィリアム皇太子夫妻には長男のジョージ王子、長女のシャーロット王女、そして次男のルイ王子という3人の子どもがおり、エリザベス女王とは休日を一緒に過ごすなど頻繁に交流していた。
現在9歳で、すでに自身の宿命についても知っていると言われるジョージ王子は、キャサリン妃いわく、「曽祖母がどれほど重要な人物で、今何が起きているのかを理解し始めたところ」だという。
一方、エリザベス女王が亡くなって落ち込むキャサリン妃に“慰めの言葉”をかけてくれたという、微笑ましいエピソードが伝えられたルイ王子は、女王が城にいないことはわかっているようだが、まだ4歳ということもあり死の意味を完全には理解できていないようで、「バルモラル城に行ったら、またみんなであのゲームができる?」といった質問をキャサリン妃にしているそう。
ちなみに、ジョージ王子とシャーロット王女は、19日にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた葬儀に参列したが、ルイ王子の姿はなかった。葬儀は1日がかりで行われるため、幼すぎるという理由で参列を見送ったと言われている。(フロントロウ編集部)