ヘンリー王子が父チャールズ国王に“あること”を提案するも…
英王室のヘンリー王子が父であるチャールズ国王と面会した際、関係修復のためにある提案したところ、その内容に驚いたチャールズ国王の妻カミラ王妃が思わず飲んでいた紅茶を吹き出してしまったと英The Mirrorが伝えている。
ご存じの方も多いと思うが、2020年3月末に王室を離脱したヘンリー王子&メーガン妃夫妻と、チャールズ国王やウィリアム皇太子をはじめとするロイヤルファミリーのメンバーのあいだには、大きな溝があると言われている。エリザベス女王の葬儀に出席するため、一時的にイギリスに滞在していたヘンリー王子とメーガン妃は、葬儀や葬儀関連の儀式で久々に王室の面々と顔を合わせたが、言葉を交わすどころかほとんど視線を合わせることもなく、距離があることは明白だった。
ヘンリー王子とメーガン妃は、今年4月、インヴィクタス・ゲームに出席するためにオランダへ向かう途中、イギリスに立ち寄った際にチャールズ国王夫妻と面会したそうで、10月発売の『The New Royals: Queen Elizabeth’s Legacy and the Future of the Crown(原題)』の著者であるケイティ・ニコール氏によると、約束の時間に遅れて来たヘンリー王子夫妻は国王夫妻とわずか15分しか話せなかったという。
とはいえ、お互いに温かく歓迎する姿勢を見せ、友好的な雰囲気のなか紅茶を飲みながら話をしたというチャールズ国王とヘンリー王子。しかし、ヘンリー王子が問題を解決するために「調停者」をあいだに挟むことを提案したことで空気が一変したと、ニコール氏は著書に綴っている。ヘンリー王子の提案を聞いたチャールズ国王はやや困惑した様子だったといい、カミラ王妃にいたっては思わず飲んでいた紅茶を吹き出してしまったそうで、ひと呼吸置いてから、“そんなのは馬鹿げているし、家族なんだから自分たちで解決すべきだ”とヘンリー王子に伝えたという。
ちなみに、ヘンリー王子とメーガン妃は、アメリカに残してきた子どもたちに一刻も早く会うため、エリザベス女王の葬儀が終わったあと早々にイギリスを出国。葬儀のためにイギリスに滞在しているあいだに、メーガン妃がチャールズ国王に手紙を送って“あること”をお願いしたという話もあるが、それが実現したかどうかはわかっていない。(フロントロウ編集部)