レイチェル・ゼグラーがパンデミック中に手術を受ける
10月1日からスタートした乳がん意識向上月間。日本ではピンクリボン運動という名前で知られており、乳がんに関する知識を広めようとさまざまな運動が行われている。
そんなピンクリボン月間に早速、俳優のレイチェル・ゼグラーの体験エピソードを紹介したい。
レイチェルといえば、3万人の応募者の中からスティーヴン・スピルバーグが映画化した、ブロードウェイミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』のマリア役を勝ち取り、実写版『白雪姫』で主人公を演じることが決定している人気若手俳優。
今勢いがあるレイチェルだが、じつは新型コロナウイルスのパンデミック中に、左胸にしこりを発見したという。生検の結果、乳がんではなかったものの、しこりを取り除くために手術を受けることに。レイチェルはピンクリボン月間を前に、その傷跡をインスタグラムで公開してこう綴った。
「2年前、私は乳房にしこりを見つけ、間違いなく人生で最も怖い1週間を過ごしました。パンデミックの影響で産婦人科はどこも新しい患者を受け付けていませんでしたが、幸運にもかかりつけの小児科医が超音波検査をしてくれ、その結果、外来で生検の処置をしてもらうことができました。良性であったことに感謝しています。今はこの傷跡が、乳房の正常ではない成長をチェックせよというリマインダーになってくれています左胸の線維腺腫はよくある病気ですが、それでも怖くて手が出せません。早期発見が命を救うのです。自分の胸をチェックしてみてください。愛してる」
レイチェルの場合、幸いにも乳がんではなかったものの、しこりが見つかった時点で検査しに行ったのは賢い行動。乳がんは、女性がもっともかかるがんでありながら、早期発見であればあるほど生存率は高まると言われている。
このピンクリボン月間に、検査を受けたり、自分の胸を触ったりして異変がないかなどをチェックしてみて。(フロントロウ編集部)