キャサリン妃とメーガン妃のあいだに“会話”はあったのか
エリザベス女王の葬儀に出席するため、一時的にイギリスに滞在していたヘンリー王子とメーガン妃と、ウィリアム皇太子とキャサリン妃は今のところ“停戦状態”にあるものの、和解にはほど遠いと複数のイギリスのメディアが報じている。
ご存じの方も多いと思うが、2020年3月末に王室を離脱したヘンリー王子夫妻と、チャールズ国王やウィリアム皇太子をはじめとするロイヤルファミリーのメンバーのあいだには、大きな溝があると言われている。ヘンリー王子夫妻は、エリザベス女王の葬儀や葬儀関連の行事で久々に王室の面々と顔を合わせたが、夫妻のこれまでの言動にかなり怒っていると伝えられているウィリアム皇太子は、一度か二度、ヘンリー王子と言葉を交わす場面があっただけだった。
また、キャサリン妃とメーガン妃にいたっては、エリザベス女王の葬儀でも、葬儀の5日前に行われた礼拝でも、“ファブ4(※)”でウィンザー城の前で献花に訪れた人たちと交流した際も会話をすることはなく、物理的にもかなり距離があり、お互いに歩み寄る姿勢を見せることもなかった。
※※ウィリアム皇太子&キャサリン妃夫妻とヘンリー王子&メーガン妃夫妻の4人が集まった際の愛称。
でも、それは表向きのことで、裏ではどうだったのか? 英The Mirrorによると、エリザベス女王が亡くなってから葬儀が行われるまでの約10日間のあいだ、2人は何度か顔を合わせる機会があったがお互いに完全無視で、知られているかぎり“ひと言も口を聞いていない”という。キャサリン妃は、メーガン妃が出演するポッドキャストや夫妻の私生活を追ったリアリティ番組などを通じて、会話の内容をバラされることを警戒していたという話もある。
冷え切った関係にあるのはキャサリン妃とメーガン妃だけでなく、実の兄弟であるウィリアム皇太子とヘンリー王子も同じで、ウィンザー城の前に4人そろって姿を見せたのは、両夫妻の関係が改善したからではなく、“エリザベス女王亡きあとの王室の結束を示す”ためであって、両夫妻の仲が修復される可能性は「非常に低い」とThe Mirrorは伝えている。(フロントロウ編集部)