ジェフ・ベゾス、『力の指輪』への反応
アマゾン・スタジオがJ・R・R・トールキンによる小説を原作に制作したドラマ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』は、Amazonプライム・ビデオ史上最大の初日視聴者数を記録するほどの大ヒット作に。
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズは、アマゾンの創設者であり会長のジェフ・ベゾスが大ファンであることで知られており、アマゾン・スタジオのトップであるジェニファー・サルケが2018年にスタジオに入社した時から『力の指輪』の大規模プロジェクトは進行していた。数年をかけて遂に配信開始となった本作について、ベゾス氏は満足しているのだろうか? ジェニファーが米Varietyに明かしたところによると、答えはイエス。
「ジェフ・ベゾスはドラマや、その製作努力を誰よりも気に入っています。彼とそれについてよく話しています。彼はあの作品が大好きですし、誇りに思っている。私たちが築いた誠実さや、その後ろにある知性や思慮を尊敬してくれています」
いちファンとしても、アマゾンのトップとしてもドラマを気に入っているよう。また、ジェニファーは、「そしてもちろん、より多くの人々が見てくれることを願っています。5シーズンにわたる物語ですからね」と続け、老若男女に見てほしいとコメントした。
『力の指輪』はキャスティングをめぐって人種差別的バックラッシュもあったが、制作陣はプライドを持って社会に送りだした。反発の声は目立つが、その視聴者数を考えれば、多くのファンは新しいシリーズを支持している。
(フロントロウ編集部)