『アダムス・ファミリー』シリーズでウェンデーを演じたクリスティーナ・リッチが、当時のインタビューで経験した不適切な質問に返した言葉とは?(フロントロウ編集部)

13歳のクリスティーナ・リッチ、皮肉で返すセンス

 1991年と1993年に公開された映画『アダムス・ファミリー』シリーズは、チャールズ・アダムスが創作した同名のカートゥーンを原作とした実写化で、大ヒットを記録。見たことがなくても、その音楽は耳にしたことがある人は多いはず。

 アンジェリカ・ヒューストンが演じたモーティシア・アダムスもさることながら、やっぱり最大の存在感と印象を残したのは、クリスティーナ・リッチによるウェンデー・アダムス。その後、『バッファロー'66』や『ペネロピ』といった人気作で演技派として地位を確立するクリスティーナは、この頃から才能を見せていた。

 しかし、俳優として注目されたことで、不快な視線を向けられたこともあったという。クリスティーナは2001年に応じた米Salonのインタビューで、今までに聞かれた最も馬鹿らしい質問は何かと質問され、こんな経験を明かしている。

画像: 13歳のクリスティーナ・リッチ、皮肉で返すセンス

 「13歳の頃に、『アダムス・ファミリー2』のインターナショナルインタビューをやっていました。するとある女性が、私は思春期を経験し、生理はもう来たかと聞いてきたんです。もちろん、幼く生意気だった私は、“いいえ。私は更年期を経験するでしょう”と返しました(笑)。しかし、いまだにあれば私の記憶にありますね。“私は13歳なのに、あなたは私の生理について聞いてるわけ?”って感じでした。幸運なことに私は非常に皮肉屋な家族のなかで育ったので、そういう風に対処してきました」

 弱冠13歳の幼い少女に、生理が来たかという非常にプライベートな質問を国際インタビューでするというのは、あまりに不適切でありデリカシーがない。それを聞いて何がしたいのかと思ってしまうが、質問に対して皮肉で返したクリスティーナは、まさにアダムス・ファミリーの娘という感じ! 13歳でこの返しが出来ることには、そこに彼女のセンスも感じる逸話。現代であれば、さすがに未成年の少女たちに対する意識はここまで低くないと思いたい。

 ちなみにクリスティーナは、11月23日にNetflixで配信開始となる、成長したウェンズデーが主人公のドラマ『ウェンズデー』にも出演。この作品で主演を務めるジェナ・オルテガは、クリスティーナとの共演に感激していた。

(フロントロウ編集部)

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