ヘンリー王子の愛称をめぐる“謎”
イギリス王室のヘンリー王子の本名は「ヘンリー・チャールズ・アルバート・デヴィッド」で、ファミリーネーム(名字)はない。日本では本名の「ヘンリー王子」と呼ばれているが、海外では「ハリー」の愛称で親しまれており、メディアでも「Prince Harry(ハリー王子)」と表記されることがほとんど。でも、なぜヘンリーではなくハリーと呼ばれているのか? その理由は本人にもわからないという。
先日、ウェルチャイルド・アワーズ(WellChild Awards)の受賞者たちとビデオチャットを行なったヘンリー王子は、自身と同じヘンリーという名前の子どもに「じつは僕の名前もヘンリーなんです」と言うと、「でも、みんな僕のことをハリーと呼びます。なぜかはまったくわかりませんが」と冗談まじりに語った。
ハリーはヘンリーの短縮形で、英Metroによると、ヘンリーという名前のイギリス君主の多くは友人たちからハリーと呼ばれていたそう。
ちなみに、ハリーというニックネームは家族のなかでも定着しているようで、ヘンリー王子の父チャールズ国王は、即位して最初のスピーチでヘンリー王子のことを「ハリー」と呼んでいた。同様に兄のウィリアム王子もハリーと呼んでいる。また、王室は正式な場では「ヘンリー」と呼んでいるが、メーガン妃との婚約を発表した際の声明では「ヘンリー」と「ハリー」、両方の呼称を使用していた。(フロントロウ編集部)