アン・ハサウェイ、失敗は笑って吹き飛ばす
映画『レ・ミゼラブル』や『オーシャンズ8』、『マイ・インターン』などで知られ、アカデミー賞受賞歴もあり、輝かしいキャリアを持つ俳優のアン・ハサウェイ。しかし誰にでも失敗はあるもので、ゲストではなく司会者として参加した第83回アカデミー賞授賞式は、ジェームス・フランコと共同司会だったのが逆効果となり酷評の嵐で、アワード史に残る1つとなってしまった。
そんなアンが先日、もう1人のゲストであるヴィクトリア・ベッカムとともに米トーク番組『Watch What Happens Live』に出演。番組内のゲームで、表示された思い出の写真を、「私たちは○○した」という文章で説明するというものがあり、アンの回答に全員が大爆笑となる一幕があった。
最初に表示されたのは、アンの代表作であり、メリル・ストリープが鬼上司を演じた『プラダを着た悪魔』の写真。アンの答えは、「震えた(We trembled)」。また、彼女のデビュー作であり、大御所俳優のジュリー・アンドリュースと共演した『プリティ・プリンセス』の写真を見たアンは、「笑顔になった(We smiled)」と振り返った。
そしてやってきたのが、第83回アカデミー賞授賞式の写真。作品賞は『英国王のスピーチ』が受賞した11年前の2011年に開催されたイベントだが、アンの記憶にはいまだにしっかりと刻まれているよう。アンの答えは?
「やらかした(We sucked)」
あまりに端的で清々しい回答に、それまでは隣でクールな表情をしていたヴィクトリアも思わず大爆笑。アンも声をあげて笑っていて、過去の失敗はネタにして楽しんでいる。
アンは2019年のアカデミー賞授賞式前にも、インスタグラムに当時の写真を投稿し、「今日の式で何が起こっても、覚えていて、最悪なのはもう起こったから。ハッピーオスカー!」とジョークを言っていたため、後悔からは立ち直っているよう。
ちなみに、2009年に第81回アカデミー賞で司会者のヒュー・ジャックマンと共演した時の写真には、「お金があった(We had a mint)」と答えて、ふたたび会場を盛り上げていた。
(フロントロウ編集部)