フードデリバリーサービスの置き配が原因で、心が痛くなるハプニングが発生。しかしその後…?(フロントロウ編集部)

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Uber Eats配達員の様子に心を痛める人が続出

 日本でも多くの人に利用されるようになっているフードデリバリーサービスのウーバーイーツは、最近では荷物を直接受け取らず、ドアの前に置いていってもらう利用者が多い。しかしそれが原因で、思わぬハプニングが起こってしまったよう。オーストラリアに住むTikTokerのマークが、ウーバーイーツ配達員の男性が注文を届けに来た時の監視カメラの様子を公開し、多くの人が心を痛めている。

 当時、マークの飼い犬が吠えに吠えていた。サミという名前の配達員は玄関先で少し待っていたようだが、荷物をドアの前に置いていって良いと理解し、届けた報告や証拠の写真を撮影。その時に、マークが飼い犬を「ドアから離れろ!」と大声で叱りつけた。

 そしてこの声を聞いたサミは、マークが自分に激怒していると誤解! 彼は写真を撮らなくてはいけないため、「少し待ってください…」と言ったうえで、玄関から離れた場所へ移り、写真を撮影して退散。

 荷物を取りに玄関に出てきたマークは、彼が誤解して帰ったことにまだ気がついていなかったため、サミの後ろ姿に向かって「ありがとうございます。良い1日を」と挨拶。しかし監視カメラの映像を見て、思わぬ誤解が生まれていたことに気がついたマークは、「誰かこの優しい優しいウーバーイーツの男性に、僕は飼い犬に向かって叫んでいたのであって、彼に叫んでいたわけではないって伝えてくれませんか」というメッセージとともに、動画を公開した。

@markp_

Im genuinely losing sleep over this. He was so sweet and my dog is a menace �

♬ original sound - fiona’s gf

 直接受け取りであれば誤解は生まれなかったはず。また、いっそサミがマークのことを“ヤバイ人だ”というように思っていそうであれば、心は痛まなかっただろうが、彼の謙虚で必死な姿は見ているこちらが胃がキューっとなってしまう。マークもサミを傷つけてしまったかもしれない不安から、「本当にこれが理由で眠れない。彼は本当に良い人で、僕の犬がやっかいだった」とキャプションにコメント。動画を見た人々も、「なんでこの苦しみを私に背負わせるの!」「何日も眠れなくなる!」といった心を痛めている様子の思いが寄せられている。

配達員の男性が発見される

 しかし、この後に起こった展開には、インターネットの凄さを感じざるにはいられない。

 マークが公開した動画はなんと約900万いいねがつくほどの反響となり、その翌日に、1人のユーザーがマークの動画にデュエット投稿。動画にコメントはなく、カメラが部屋の中に入っていくと1人の男性が座っているというシンプルなものだが、なんとその男性は…、サミ!

 ちなみに、マークによるとじつは彼が使ったのはウーバーイーツではなくドアダッシュだった。そしてハプニング発覚後にドアダッシュに問い合わせをして、彼に連絡を取りたい・チップを支払いたいと話したそうだが、すでに利用から2日が経っていたため不可能だったという。しかし一連の動画がドアダッシュのTikTok公式アカウントにも認識され、ドアダッシュはサミに“トップダッシャー”の称号とボーナスの支払いを決定!

 さらにマークは、実際にサミと再会し、謝罪と感謝を伝えることにも成功! もしも動画が、サミが誤解して帰ったところで終わっていたら、マークのように眠れない人が大量発生しただろうが、インターネットのおかげで今夜からぐっすり眠れそう。

(フロントロウ編集部)

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