ユニバーサル・スタジオで“友人の飲み物”を持ってただけで「1年間の出禁」を食らった人の話が話題に。(フロントロウ編集部)

持ってただけでアウト!? 米ユニバーサル・スタジオの厳格ルール

 じつは、アメリカのカリフォルニア州とフロリダ州の2ヵ所にあるユニバーサル・スタジオでは、ハロウィンシーズンに出禁を食らう人が最も多い。両ユニバーサル・スタジオでは、毎年、ハロウィンシーズンになるとテーマパーク全体が巨大なお化け屋敷と化す「ハロウィン・ホラーナイト」なるイベントが開催され、大勢の人たちでにぎわう。

 しかし、イベントが開催されている時間帯が“夜”ということもあって、ある禁止事項を破る人たちが後を絶たないのだという。それは未成年者による飲酒。日本では20歳で飲酒が解禁となるが、アメリカで法的に飲酒可能な年齢は21歳からで、コンビニでもスーパーでもレストランでもお酒を購入する際には必ず身分証を提示しなければならず、日本よりもチェックが厳しいことで知られる。

 ユニバーサル・スタジオでも未成年の飲酒を厳しく取り締まっているようで、なかには友人のドリンクを持っていただけで1年間の出禁を食らったという人も。

画像: 持ってただけでアウト!? 米ユニバーサル・スタジオの厳格ルール

 つい最近、フロリダ州のユニバーサル・スタジオを訪れたというその人物は、米掲示板のredditで当時の状況をこのように説明している。

 「残念ながら出入り禁止になってしまいました。未成年飲酒と判断されたんでしょう。一緒にいた友人から、一瞬だけ(持っててほしいと)ドリンクを渡されたんです。私は一切口をつけていませんが、私服警備員は私がそのドリンクを飲んだと思ったようです。彼らは私に(飲んだか飲んでないのかの)確認も、アルコール検知器での検査もしてくれませんでした。ただ、オフィスへと連れて行かれて、パークへの1年間の出入り禁止を言い渡されました」

 その後、処分の取り消しを求めて何度かパーク側にメールを送って交渉したが、すべて無駄に終わったそうで、「これほど深刻な問題だと認識していませんでした。ちょっと飲み物を持っただけで、こんなことになるとは思いもしませんでした。身をもって知りました」と肩を落とした。(フロントロウ編集部)

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