ベースメイクとアイメイクのベストな順番
気づけばいつも同じ順番で取り入れていることが多いメイク。普段その順番に疑問を抱くことは少ないけれど、メイクのプロによるとどの順番で取り入れるかで仕上がりが変わってくるという。
そこでメイクアップアーティストが教えるベストな順番をご紹介。プロがオススメする、コンシーラーとファンデの順番や、マスカラとアイシャドウの順番をチェック。
コンシーラーとファンデはどっちが先?
コンシーラーとファンデーションのどちらを先に塗るべきかというのは、メイクアップアーティストの間でも意見が分かれていて、なかでも多くのプロが勧めるのが、ベースメイクの仕上がりに合わせて順番を決める方法。
崩れにくさをとにかく重視したい人に合っているのが、コンシーラーを先に塗る順番。パリス・ヒルトンなどのセレブを手掛けるメイクアップアーティストのギルバート・ソリーズは、「コンシーラーを先に塗ってからファンデを塗ると、耐久性がぐんと高くなります」と説明。事前にコンシーラーを仕込むことで肌の皮脂を吸着し、時間が経ってもヨレにくくなるそう。
厚塗り感のないナチュラルなベースメイクが好みという人にオススメなのが、ファンデを先に塗る順番。メイクアップアーティストのロビン・ブラックによると、先にファンデを塗らないとコンシーラーの必要量が判断しにくいため、塗りすぎてしまうという。できるだけ厚塗りを避けてナチュラルに仕上げたいなら、まずファンデを塗ってから気になる部分だけをコンシーラーで隠すよう勧めた。
マスカラとアイシャドウはどっちが先?
マスカラとアイシャドウのどちらを先に取り入れるべきかというと、メイクのプロの回答はアイシャドウが先。でもその理由がかなり予想外。
メイクアップアーティストのローラ・ゲラーが明かすその理由は、まつげに落ちたアイシャドウがまつげのボリュームをアップする下地のような役割を担ってくれるから。
ローラは、「まつげにパウダー類が付着している状態でマスカラを重ねると、ぐんとボリュームアップするから、あえてオフせずにマスカラを塗り始めてみてください」とアドバイス。まつげに粉が付着したままマスカラでコーティングすることで、1本1本がふっくらして見えるという。
プロが教えるオススメのメイクの順番。プロ級の美しい仕上がりを目指すなら、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)