最終回が迫る『ウォーキング・デッド』
2010年にスタートし、世界中で人気となったドラマ『ウォーキング・デッド』も、ついに完結。アメリカでは10月20日に最終章シーズン11の最終回が放送となり、日本ではディズニープラスで10月21日に見ることが出来る。シーズン11はこれまでのシーズンと異なり全24話という長さで、3部に分けられた。そして最終回は1時間半ほどの長さになる。
多数のスピンオフドラマの制作が発表されているため、もうこれっきりで愛されキャラクターたちとお別れというわけではないが、10年以上続いたシリーズが終わるのは寂しいもの。しかし、本作でダリルを演じ、プライベートではおちゃらけキャラとして愛されているノーマン・リーダスは、そこまで感傷に浸っていないよう。米EWのインタビューで最終回で何が起こるのかについて質問された彼の回答は?
「みんな死にます」
突然の特大ネタバレ!?と焦りそうになるが、もちろんノーマンらしいジョークだった。すぐに「ノー、冗談です!」と否定した彼は、最終回の仕上がりに自信を見せて、こう語っていた。
「超悲しい瞬間もあります。そして、“ファック、イエス。これこそグループだ!”という瞬間も。“頼むよ!”と叫ぶ視聴者も多いでしょう。テレビに向かって叫ぶような展開は多いです。最後の8話分で僕たちは(物語を)大きく描きましたから、アドレナリンは多いです。感情を揺さぶられることも多い。恐怖も多い。みんなが最終回で求めているすべてのことがあります。多くの展開がある。いくつかのグループは、みんなが予想していなかった本気の裏切りをするし、それは最高です。セットも大きい。巨大な映画のような」
最終回のタイトルがネタバレ?
全員が死ぬというのはノーマンの冗談だが、誰か主要人物が命を落とすのは確実なよう。というのも、すでに発表されている最終回のタイトルは、「Rest in Peace(安らかに眠れ)」なのだ。
ロバート・カークマンによる原作コミックスにおいては、パメラ・ミルトンの息子セバスチャン・ミルトンによってリックがウォーカーとなり、最終的にカールがリックを殺すのだが、ドラマではすでにリックもカールもいないため、この展開は起こり得ない。すると誰が一体…? さらにいえば、ダリルもニーガンもマギーもキャロル(※)もスピンオフドラマが決まっているので、この4人でもないはず。
※キャロルを演じるメリッサ・マクブライドは、スピンオフドラマの撮影地がヨーロッパになったことで参加を辞退した。
次は何が起こるんだろうとワクワクできるのも、あと少しの間だけ。今は最終回で何が起こるのかを予想して楽しみたい。
(フロントロウ編集部)