映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの続編の主演候補として名前が挙がっているマーゴット・ロビーの口から驚きの発言が飛び出した。(フロントロウ編集部)

マーゴット・ロビーが『パイレーツ・オブ・カリビアン』続編に言及

 映画『バビロン』や実写版『バービー』など話題作の公開を続々と控える俳優のマーゴット・ロビーが、2年ほど前から主演候補として名前が挙がっている映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの続編について米Varietyのインタビューで語った。

 『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、ジョニー・デップ主演でこれまでに計5作品が制作されている超人気シリーズだが、2017年に『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が公開されて以降、新作が作られていない。

 その『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの次回作について、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー氏は、「我々はマーゴット・ロビーと話をしています」、「脚本を2つ書いているところなのですが、ひとつは彼女(マーゴット)を想定したもので、もうひとつは違います」と今年5月に英The Sunday Timesのインタビューに明かしていたが、あれから進捗はあったのだろうか?

画像: 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで、長年、主人公のジャック・スパロウを演じてきたジョニー・デップ(右)と、続編で主演候補に挙がっていたマーゴット・ロビー(左)。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで、長年、主人公のジャック・スパロウを演じてきたジョニー・デップ(右)と、続編で主演候補に挙がっていたマーゴット・ロビー(左)。

 今回、Varietyのインタビューでそのことについて聞かれたマーゴットは、「私たちにはアイデアがあって、完全に女性だけというわけではありませんが、女性を中心とした、従来とは違うかたちのストーリーでやろうとずいぶん前から構想を練っていました。私たちはそれをとてもクールだと思っていました。でも、彼ら(ディズニー)はやりたくないのだと思います」と回答。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの続編に向けて水面化で準備を進めていたのは事実だが、残念ながら、話し合いの途中で計画が頓挫したことを打ち明けた。

 女性版『パイレーツ・オブ・カリビアン』の企画そのものがなくなったのか、それともマーゴットとの交渉は決裂したが、別の候補者を立ててやるつもりなのかどうかはわからないが、マーゴットを主人公とした続編の話は立ち消えになってしまったようだ。

追記:マーゴットはこう言っていたが、将来的にマーゴット主演で続編が制作される可能性はまだあるようで、つい最近、米Colliderのインタビューに応じたプロデューサーのジェリー・ブラッカイマー氏は、ディズニーは先に別の作品(※)を公開したいと考えているだけで、マーゴット主演の続編も制作したいと思っているとの見解を示した。
※ブラッカイマー氏いわく、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のシリーズの続編は2つの案(脚本)が同時進行している。

 「我々は『パイレーツ・オブ・カリビアン』のために2種類のストーリーを考案しました。もうひとつの方(=マーゴット主演じゃない方)が先に進行しているので、まずはそちらを完成させるべく取り組んでいるところです。(マーゴット主演で話が進んでいた)もうひとつの脚本もこれから話が進むはずです」

(フロントロウ編集部)

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