世界がオレンジ色に染まる「女性に対する暴力撤廃週間」に、ウクライナ支援のためのチャリティコンサートが東京ウィメンズプラザホールにて開催される。(フロントロウ編集部)

日本で2人しかいないバンドゥーラ奏者が登場

 11月25日から12月10日の「人権デー」までの16日間は、女性・少女への暴力を終わらせるために行動しようと呼びかけるために世界がオレンジ色に染まる「女性に対する暴力撤廃週間」。

 世界では女性の3人に1人が暴力の被害にあうと言われており、近年は、紛争や気候変動による自然災害、食糧不足、人権侵害が女性に対する暴力を悪化させているほか、セクシャルハラスメントやストーキングなど、オンラインや情報通信技術が助長する暴力が進化・拡大している。

 女性に対する暴力撤廃週間中の12月1日には、東京都渋谷区にてチャリティコンサートが開催。今回は、戦火にあるウクライナの女性・少女に安心と平和が戻るよう、ウクライナの民族楽器“バンドゥーラ”奏者のカテリーナさんがステージに立つ。日本で奏者が2人しかいないバンドゥーラの音色とカテリーナさんの歌を楽しめる「ウクライナへの祈りコンサート」は、運営費以外はすべてがウクライナ支援に充てられるという。

 国連ウィメン日本協会が主催するこのチャリティーコンサートは、12月3日(土)に開催される国際女性会議WAW!(World Assembly for Women)2022の公式サイドイベントの1つであり、国連ウィメン日本協会が始めた、世界の女性とともにジェンダー平等の社会を目指す「#ともに社会を変えよう」キャンペーンの一環として行われる。

<開催概要>
開催日 : 2022年12月1日(木)
日時:(午後)6:30分開場 7:00開演 8:15分閉会
会   場 : 東京ウィメンズプラザホール(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
ゲ ス ト : バンドゥーラ奏者 カテリーナ・グジーさん 
参加費 : 3,500円(運営費以外はすべてウクライナ支援に充てられます)
申し込み締め切り:11月28日(月)
申し込み方法:kokurenwomen1201.peatix.comより申し込むか、国連ウィメン日本協会事務局(unwomennihon@adagio.ocn.ne.jp)へメールで申し込む

<カテリーナさんプロフィール>
ウクライナ民族楽器“バンドゥーラ”奏者。ウクライナ・プリピャチ生まれ。生後30日の時にチェルノブイリ原発事故に被災し、一家は町から強制退去させられる。6歳の時にチェルノブイリ原発で被災した子供たちで構成された音楽団「チェルボナカリーナ」に入団後、海外公演に多数参加。日本にも何度もコンサートに招聘され、その時に日本の素晴らしさに感動し、19歳の時に音楽活動の拠点を東京に移す。現在、日本に2人しかいないバンドゥーラ奏者の1人として、国内外のさまざまなコンサートで公演活動を展開中。日本でウクライナ人唯一のアーティストでウクライナ料理を自分で作りながら、ウクライナワイン文化、民族、音楽を紹介しながらイベントも開催。新聞、TV(音楽番組、報道番組)などに幅広く登場。

<国連ウィメン日本協会とは>
UN Womenと承認協定を結ぶ1国1委員会の国内委員会として、寄付を募る日本で唯一の団体であり、特定非営利活動法人。UN Womenの理念や、世界の女性の現状・課題を社会に広報すると共に募金、寄付を中心に活動を推進。世界の女性・少女が可能性をひらき、希望の未来を手にする社会の実現を目指し、UN Womenの活動を支援している。

(フロントロウ編集部)

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