キャンディス・キャメロン・ブレが炎上発言の真意を説明
ドラマ『フルハウス』とその続編『フラーハウス』のDJ役でおなじみの俳優キャンディス・キャメロン・ブレが、非難を浴びた「伝統的な家族」という発言の真意について米Varietyのインタビューで語った。
フロントロウでお伝えしたが、ケーブルテレビネットワーク「Great American Family」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるキャンディスは、つい最近、米The Wall Street JournalのインタビューでGreat American FamilyでLGBTQ+の物語を取り上げる予定はあるかと質問された際、「いいえ」と否定すると、「Great American Familyは“伝統的な家族”に焦点を当てていくことになると思います」と、父がいて、母がいて、子どもがいるという家族をネットワークの中核に置くと回答。「伝統的な家族」という、LGBTQ+を含む特定の家族を排除するような発言はネットを中心に“炎上”し、『フルハウス』の共演者であるジョディ・スウィーティンら複数のセレブからも批判された。
キャンディスは、「The Wall Street Journalに掲載された、Great American Familyの番組に関する発言について、私の考えを述べたいと思います。私を知っている皆さんは、私がすべての人々に大きな愛と愛情を持っていることを疑う余地もなく知っています。私が意図的に誰かを不快にさせたり傷つけたりしたいと考える人がいるなんて、絶対に心が痛みます」と釈明したうえで、「クリスマス映画のような楽しい話題であっても、メディアはしばしば私たちを分裂させようとするのが悲しいです。でも、今の私たちの文化の有害な風潮を考えると、驚くことではありません」と、自身の発言が炎上した責任の一端はメディアの過剰報道にもあると主張。
「私はインタビューのなかで、あらゆる民族やアイデンティティの人々が、カメラの前でもうしろでも素晴らしい方法でネットワークに貢献しており、今後もそれを奨励し、完全にサポートすることを表明していたのですが、それは含まれていませんでした」と、掲載されたインタビューには彼女の言葉がすべて反映されているわけではないと訴えた。(フロントロウ編集部)