クエンティン・タランティーノ監督ですら途中で見られなくなった2つの映画とは? なんと1つは、ディズニー作品!(フロントロウ編集部)

クエンティン・タランティーノも席を立った2つの映画

 映画『パルプ・フィクション』や『ジャンゴ 繋がれざる者』といったバイオレンスな作風で知られ、熱狂的なファンを持つ映画監督のクエンティン・タランティーノ。そんな彼であっても、子どもの頃に、途中で見ていられなくなって劇場から出て行ったほど苦手だった作品があるという。

 米Los Angeles Timesで彼が明かしたタイトルは、なんとディズニーによる『バンビ』と『鮮血の美学』。『バンビ』は、バンビの母親が殺され、森が燃え始めたところでギブアップしたそう。『鮮血の美学』については理由を話さなかったが、こうコメントした。

 「『バンビ』は子どもたちにトラウマを与えてきたことで有名ですよね。ありがちですが、真実です。他の映画で唯一、受け入れられなくて劇場から出て行ったのは、テネシー州のドライブインシアターでのことです。1人でスピーカー近くの砂利の上に座っていて、ウェス・クレイヴンによる『鮮血の美学』を見ていました。なので私にとって、『鮮血の美学』と『バンビ』は棚で隣同士に置いてある作品です(笑)。両作品とも森が舞台で、私が“ここから出て行く!”と叫んだ作品です」

 以下、そんな2タイトルのあらすじをご紹介。

『バンビ』

 森の女王と王の息子として生まれたバンビは、うさぎのとんすけやスカンクのフラワーたちと仲良くなり、すくすくと成長。しかしある日、母親が人間に撃たれて死んでしまう。悲しみを乗り越えて大人になったバンビは、幼なじみのファリーンと恋に落ちるが、ふたたび人間が森にやってきて…。

『鮮血の美学』

 少女マリーと彼女の友人フィリスが4人の男に強姦され、惨殺される。その後、マリーの両親コリンウッド夫妻は偶然、男たちを家に泊める。男たちが娘を殺した犯人だと気がついた夫妻は、復讐を始める…。

(フロントロウ編集部)

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