エリザベス女王はメーガン妃のことをどう思っていた?
今年9月に逝去したイギリス王室のエリザベス女王が、孫のヘンリー王子の妻メーガン妃のことを実際のところどう思っていたのかが、元政治家で王室伝記作家のガイルズ・ブランドレス氏の新著『Elizabeth: An Intimate Portrait(原題)』で明かされた。
著者のブランドレス氏いわく、メーガン妃のことを気に入っていたというエリザベス女王は、彼女が王室入りする前に「好きなら俳優を続けてもいいんですよ。それがあなたの職業なんですから」と伝えたそうで、「将来の義理の孫娘を歓迎するために、できるかぎりのことをした」という。
また、“暴露インタビュー”と批判されたメーガン妃と有名司会者のオプラ・ウィンフリーの対談について、エリザベス女王はあまり気にしていなかったといい、息子のアンドルー王子が女王に苦情を言ったところ、王子の前妻サラ・ファーガソンが離婚後にオプラとのインタビューに応じたことを引き合いに出して、「サラも似たようなことをしたでしょう」と言い放ったそう。
そんなことよりもエリザベス女王は最愛の孫であるヘンリー王子の幸せや、新天地で自分の居場所や生きがいを見つけられるのかどうかといったことをつねに気にかけていたと、ブランドレス氏は主張している。
ただし、そんなエリザベス女王が唯一懸念していたことがあった。ブランドレス氏によると、エリザベス女王はヘンリー王子がメーガン妃に“熱を上げすぎている”と感じていたようで、2人が結婚して間もない頃に友人に「少々恋しすぎではないだろうか」と漏らしたことがあったという。なお、同氏は「少なくとも私が知るかぎりでは、それ以降、女王がサセックス公爵夫人(メーガン妃)について言葉を発することはなかった」としている。(フロントロウ編集部)