シンガーのジャスティン・ビーバーが清涼飲料水メーカーの「Generosity(ジェネロシティ)」と協力して、FIFAワールドカップ・カタール2022の会場に給水所を150ヵ所設置したことが明らかに。(フロントロウ編集部)

ジャスティン・ビーバーが“安全でおいしい水”の提供を約束

 「Baby(ベイビー)」や「Sorry(ソーリー)」など、これまでに数々のヒット曲を世に送り出してきた世界的シンガーのジャスティン・ビーバーが、清涼飲料水メーカーの「Generosity(ジェネロシティ)」とタッグを組んで、世界に持続可能な飲料水を提供することを約束した。

 元々、ペットボトルの飲料水を製造・販売していたGenerosityだが、持続可能な社会づくりのために、現在は使い捨てのプラスチックごみの削減と、飲料水のリフィルができるシステムの構築と普及に力を入れている。11月末から中東のカタールで開催されているFIFAワールドカップの会場では、給水所を150ヵ所に設置した。ジャスティンは米CNNの取材に対し、社会的インパクトのある取り組みについてこのように語っている。

 「僕は世界中の人たちに最高の水(=安全で美味しい水)を届けたいと思っています。また、自分の国の人たちを守るための最善の方法をみんなに知ってもらいたいです。プラスチックの過剰使用は僕たちを苦しめます。僕たちはもっとサステナブルでなければなりません」

 最近、カタールを訪問したジャスティンとGenerosityのCEOマイカ・クラバルホ氏は、同国の首長タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ氏の妹アル=マヤッサビン・ハマド・アール・サーニ氏と面会。長年、ビーチの清掃活動に参加し、公害が自然環境に与える影響を目の当たりにしてきたという同氏は、Generosityの取り組みに賛同すると同時に、「ワールドカップの期間中も、それ以降も、私たちは皆、自分の役割を果たすよう奨励されています」とCNNにコメントを寄せている。

 ちなみに、Generosityのサステナブルな給水システムは、あらゆる水源に接続して衛生的なアルカリイオン水を生成することができるそうで、同社は2023年には、より多くのイベントや商業施設、家庭への展開を見込んでいるという。(フロントロウ編集部)

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