チャールズ皇太子役の俳優が“ハンサムすぎる”という声に反応
エリザベス女王を主人公に英王室の裏側やイギリス社会の移り変わりを描く、Netflixのオリジナルドラマ『ザ・クラウン』でチャールズ皇太子（現チャールズ国王）を演じる俳優のドミニク・ウェストが、米人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live!（原題）』で“チャールズ皇太子役にはハンサムすぎる”という声に反応を示した。
チャールズ皇太子役のドミニク・ウェスト。
シーズン5からチャールズ皇太子を演じるドミニクは、番組司会者のジミー・キンメルから「チャールズ皇太子を演じるにはハンサムすぎると言われていますが、その通りだと思います」、「プリンス・チャールズというより、“プリンス・チャーミング”ですね」と言われると、こう返した。
「それはありがとうございます。実際、もっとひどい批評を受けたこともあります」
いたって謙虚な姿勢を見せたドミニクは、続けて、現在のイギリスの国王を演じることに不安やプレッシャーはあるかと聞かれると、「（自分が演じている頃のチャールズ皇太子は）人生におけるある種のどん底にいました。その当時の彼の写真や映像などを見ると、とても悲しそうで、この役を引き受けるにはかなりの責任です」と答えた。
ちなみに、チャールズ国王が設立した慈善団体プリンス・トラスト（The Prince’s Trust）のアンバサダーを務めるドミニクは、『ザ・クラウン』に出演することが決まってすぐ、同団体のアンバサダーを辞任することを申し出たが、後日、チャールズ国王の私設秘書から手紙が届き、「あなたは俳優です。好きなようにやってください。私たちには関係ないことです」と、遠回しに“アンバサダーを辞任する必要はない”と伝えられたという。また、自身がチャールズ皇太子役にキャスティングされたことを知っていたカミラ王妃から、思いがけない言葉をかけられたことを英Radio Timesに明かしている。（フロントロウ編集部）
