日本ではおなじみの水風呂が、海外で新たなトレンドとして浮上。セレブもハマる、水風呂の魅力をご紹介。(フロントロウ編集部)

海外で水風呂がブーム

 銭湯やサウナ施設などでは当たり前に見かける水風呂。最近では、サウナができるキャンプ場や宿泊施設などでも水風呂が体験できるようになっている。そんな水風呂が、欧米でブームになりつつある。

画像: 海外で水風呂がブーム

 湯舟に氷水を張って取り入れる方法をはじめ、「コールド・プランジ・タブ(Cold Plunge Tubs)」と呼ばれる水風呂専用の装置も大注目。「コールド・プランジ・タブ」は、一見バスタブのような形状でありながら冷却機能がついているのが特徴で、コンセントを差すだけで水をなんと3℃まで冷却してくれる。

 セレブの間でも水風呂がブームとなっていて、美容オタクであり、最新の美容法を日々実践していることで知られる俳優のグウィネス・パルトロウは、「最近はトレーニングの後にコールド・プランジ・タブに入るのがブームです」と米Popsugarで説明。

 そのほかにもケンダル・ジェンナーキム・カーダシアン、リゾといったセレブが水風呂を体験。セレブも通う水風呂を備えたウェルネス施設なども注目を集めている。

↑スクロールして2枚目の投稿

 水風呂はどんな効果が期待できるのか、人気のカギを握るその効果をご紹介。

身体の疲れや炎症の回復をサポート

 水風呂が持つメリットとして有名なのが、疲労回復や炎症の回復を促してくれること。

 メリーランド州ボルチモアの医療施設「Mercy Medical Center」の整形外科医であるジョセフ・シオトラ医師は、「水風呂には、筋肉や関節の炎症を和らげる働きがあります」と米Shapeで説明。急激に体温を下げて血管収縮や新陳代謝を促すことで、筋肉や疲労の回復を促してくれるのだという。

メンタルヘルスとの関連も

 じつは水風呂には、メンタルヘルスに関係するメリットも多いと言われている。

画像1: メンタルヘルスとの関連も

 ニューヨークにある学術医療センター「NYU Langone Health」で臨床助教授を務めるテア・ギャラガー医師は、「冷たい水に浸かることで、一時的に身体は急激なストレスを感じますが、それに加えてストレス耐性に関わるホルモンの分泌も活発になります」と説明。この作用により、リラックス効果が得られやすくなり、ホルモンバランスも整えてくれるそう。

 ちなみに海外では、水風呂や「コールド・プランジ・タブ」を使った冷却と、温かいお湯を張ったお風呂やサウナ、サウナブランケットを使った温熱を交互に繰り返すのも人気で、2つが取り入れられる施設なども増加。

画像2: メンタルヘルスとの関連も

 この交互に取り入れるという方法では、幸福感を与えるホルモンであるβエンドルフィンやセロトニン、オキシトシンなどの分泌が活発になるという。

 セレブもハマる水風呂の魅力。日本ではさまざまな場所で体験できるので、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.