スタンスミスはハイレットという名前だった
ナタリー・ポートマンやシャーリーズ・セロンといった大御所セレブから、フローレンス・ピューやケンダル・ジェンナー、カイア・ガーバーといった若手セレブまで、世代を問わず愛され続けている、アディダス(Adidas)の名品スニーカーであるスタンスミス。
このスニーカーは、世界初のレザーのテニスシューズで、1960年代から70年代にかけて活躍したテニスプレイヤーのスタン・スミス(スタンレー・ロジャー・スミス)の名前がつけられたスニーカーで、シュータンには、スタン・スミスの顔がデザインされている。
スタン・スミスの名前がつけられていることから、当然ながら彼のために作られたスニーカーと思う人は多いはず。しかし、じつはスタンスミスは、フランスのテニスプレイヤーであるロバート・ハイレットのためにつくられたスニーカーで、「ハイレット(Haillet)」という名前だった。
その後ロバートが1991年に引退。すると、次にアディダスの目に留まったのがスタン・スミスで、スタン・スミスとアディダスは1973年に契約。1974年~1978年まではシュータンにスタン・スミスの顔とロバートのサインがデザインされていたが、1978年からはロバートのサインが消え、完全にスタン・スミスの顔だけになり、そのスニーカーは正式にスタンスミスと名付けられた。
スタンスミスの新作STAN SMITH LUXが登場
そんなスタンスミスの新作が12月15日から発売されることが決定。新作のスタンスミスは、ラグジュアリーにアップデートしたもので、その名も「STAN SMITH LUX(スタンスミス ラックス)」。
パンチングのスリーストライプスと、アイコニックでクリーンなシルエットはそのままにしっとりとソフトなライニングで、シュータンのロゴには高級感のあるマットメタリックを採用。ヒールタブにはシューズ全体とのコントラストが印象的なカラーリングが施されている。
こちらのスニーカーはアディダス アプリ、オンラインショップ、直営店にて発売される。(フロントロウ編集部)