「最も自分を持っていた」のは、ウェンズデー・アダムス!
アダムス・ファミリーのウェンズデーを主人公に、ティム・バートン監督が初めてドラマ作品でメガホンを取ったNetflix作品『ウェンズデー』。ジェナ・オルテガが演じた皮肉屋で頑固で不気味に可愛すぎるウェンズデーは、周囲に忖度することなく自分を貫く性格で、今年最も自分を持ってた!
「最も勢いがあった」のは、ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル!
この人が今年1番勢いがあったということに、異論を唱える人はいないはず。36年ぶりのカムバックで、次世代を教える立場になった『トップガン マーヴェリック』のマーヴェリックは、今も空を弾丸速で飛んでいる!
「最も闘った」のは、シュリ!
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では兄を亡くし、自分が情熱を傾ける科学と、国のプリンセスとしての重責の間で苦しんだシュリ。そんな彼女が歯を食いしばりながらも人々と触れあい、成長していく様子には胸が締めつけられ、熱くなった。
「最もミソジニー」だったのは、ジャック。
現実に映画制作者でミソジニーを抱える人をまだまだ多いが、一方で劇中でミソジニーを克明に描き、批判する作品が少ないのはなぜなのか。そんな問題点を考えると、観客を苛立たせた、ハリー・スタイルズが演じた『ドント・ウォーリー・ダーリン』のジャックの存在は重要なのだ。
「最も圧倒的主人公」だったのは、イレブン!
シーズン4にきて、歴代最高の熱狂! 『ストレンジャー・シングス』シーズン4で、過去と今が繋がる。覚醒したイレブンの圧倒的レッド感…!
「最も最後に全部持ってった」のは、ヴェクナ!
また、『ストレンジャー・シングス』シーズン4がここまで最高傑作になったのは、ジェイミー・キャンベル・バウワーのキャスティングがあったからこそ。覚醒した001の圧倒的強さは、最後に全部持っていった…! また、ジョセフ・クインが演じたエディの“ギターライブ”も忘れられない名シーン。
「最も幸せになってほしい」のは、チャーリーとニック!
ただただ青春で、幸せで、温かい物語はこの世に必要だ。そう実感させてくれたのは、『ハートストッパー』のチャーリーとニック。そしてその仲間と家族たち。先日撮影が完了したシーズン2も待ち遠しい。
「最もロックだった」のは、アミーナ!
ロックな絶叫をぶちかませ!! 超絶技巧ギターテクを持ちながらも、伝統や友達、恋愛、キャリアなど色々なものの間で悩んでいた『絶叫パンクス レディパーツ!』のアミーナ。でも結局、そのロック魂はいつでも心にあった! レディパーツのメンバーももちろんみんな超ロック!
「最も成長した」のは、バットマン!
マット・リーブス監督のセンスが光った『ザ・バットマン』は、これまでのバットマンと異なり、苦悩する若きバットマン/ブルース・ウェインが描かれた。アルフレッドに支えられ、キャットウーマンと絆を深めた彼は、未来へ向かって成長した。
「最もナイスコンビ」だったのは、メーブル&チャールズ&オリバー!
『マーダーズ・イン・ビルディング』のメーブルとチャールズとオリバー。シーズン1では見知らぬ住人だったことから本当に仲良くなるまでには少し時間もかかったけど、シーズン2ではナイスコンビに。シーズン3が待ちきれない。
「最も泣かせた」のは、レベッカ!
ついに今年、最終章となったドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』。主人公レベッカの人生はジャックやミゲル、そして3人の子どもたちに囲まれていた。その最後の再会に、涙しなかった人はいない。
「最も色気があった」のは、エルヴィス!
エルヴィス・プレスリーは色気のある男性だったが、『エルヴィス』のオースティン・バトラーは歌声だけでなく、その色気も見事に再現した!
「最も未知との遭遇」だったのは、ナル!
1791年を舞台に、コマンチ族とプレデターが対決!? 『プレデター:ザ・プレイ』の設定ほど、これまでのシリーズのファンも、SFファンも、アクションファンも満足させるものはなかった。そしてもちろん、本編も!
「最も現実だった」のは、ハーパー!
ホラーである『MEN 同じ顔の男たち』。しかしそれがテーマにしているのは、この現代社会に広く深く存在する女性への暴力という闇。ハーパーはホラー映画のなかで、これ以上ないほどの現実を生きていた。
「最も温かった」のは、バーバラ!
『アボット エレメンタリー』でエミー賞を受賞したシェリル・リー・ラルフが演じるバーバラは、さっぱりした性格だけど、熱い信念を持って子どもや同僚を気にかける温かい人。バーバラみたいな人にほっとしたことがある人も多いはず。
「最も存在感があった」のは、ヴィセーリス!
待望の『ゲーム・オブ・スローンズ』スピンオフ。ドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』では、レイニラやアリセント、デイモンといった多くの印象的なキャラクターが登場。しかし、名優パディ・コンシダインが演じたヴィセーリスの存在感は、視聴者の視線を奪った。
「最も歴史を感じさせた」のは、キャロルとダリル!
ついに、12年の歴史に幕を下ろした『ウォーキング・デッド』。シーズン1からのレギュラーであり、これからはそれぞれの旅、日常を生きていくキャロルとダリルの友情には長い歴史と絆を感じた!
「最も懐かしかった」のは、オビ=ワン!
ユアン・マクレガーが演じるオビ=ワンが、アレック・ギネスが演じたオビ=ワンに近づいている…! そんなエモさもあった『オビ=ワン・ケノービ』の懐かしさは、“あの人”の登場でもさらに加速した。
(フロントロウ編集部)