ダニエル・ラドクリフが『ハリポタ』の“ある噂”を聞いて動揺
今もなお世界中にたくさんのファンがいる映画『ハリー・ポッター』シリーズで主人公のハリー・ポッターを演じた俳優のダニエル・ラドクリフは、同作品に関する“ある噂”を聞いてパニックになったことがあるという。
全8作品でハリー役をまっとうしたダニエルは、『ハリー・ポッター』シリーズを愛する一方で、“すべてやりきった”という思いから距離を置く姿勢も見せている。そのため、原作者のJ.K.ローリング氏が続編を書いているという噂を耳にした際、動揺を隠せなかったそうで、ローリング氏に「本当なんですか?続編を書いてるんですか?」とメールを送って真偽を確認するほど「心配になった」そう。
これは2010年頃の話で、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が制作される前のこと。本に続いて映画も終わりを迎え、ファンから別れを惜しむ声があがるなか、ローリング氏があるインタビューで「今もキャラクターたちは私の頭の中で生き続けているから続編も書くこともできる」と発言したことがきっかけで広まった噂だった。
気になるローリング氏からのメールの返事はというと、「『ハリー・ポッターと死の秘法 PART1』でのダニエルの演技がとても良かったから、ハリーに関する本はもう絶対に書かないと約束すると言ってくれた」そうで、それを聞いてホッとしたことをダニエルは米Celebuzzのインタビューで明かしている。
なお、この出来事から10年以上が経過したが、ダニエルは現在も続編出演にあまり乗り気ではないようで、昨年3月に米The New York Timesのインタビューで、『ハリー・ポッターと呪いの子』が映画化されたとして出演の意思はあるかどうか聞かれた際に、「絶対にないとは言い切れない」としたうえで「今は興味がない」と言い切っている。(フロントロウ編集部)