コストコ会員をハマらせる魅力の1つといえば?
会員制でありながら、絶大な人気を誇るコストコ。コストコでしか手に入らない商品は多く、日本でも人気となってきている。そんなコストコの魅力は多数あり、そのうちの1つが、充実した試食コーナー。コロナ禍では一時中断されていた時期もあったが、だからこそ復活した時には会員たちから喜びの声があがった。
そしてコストコは、広い。取り扱い商品も、多い。そのため、多くの試食や試飲ができるわけだが、その結果、不必要に気を使ってしまう会員も多いよう。米掲示板サイトRedditに、コストコで働いているという人物が、あるお願いを書き込んだ。
「頻繁に、人々はサンプルをもらいすぎたと感じたり、(販売員と)長く話すぎたと思って、顔を立てるために欲しくない商品を手に取って、後で変な場所に置いていく。いくつかのサンプルをもらって、でも何も買わないのであっても、何かを買うフリはしなくて良いです。ただありがとうと言って、次に行ってください」
じつは、試食によって商品を買ってしまうというのは、スーパー側が狙っていること。味を知ることができるというのもあるが、「社会的プレッシャー」によって買う人が増えるのだ。つまり、試食をした後のある種の気まずさから商品をカゴの中に入れるというのは、多くの人がしている。あるコストコの店舗では、試食のおかげで冷凍ピザの購入数が600%以上増加したという驚きの調査結果もあるのだそう。
しかし、それを結局他の場所に置いて行かれてしまっては意味がないどころか、従業員に迷惑。また、もしそれが冷蔵/冷凍商品で、しかし常温の場所に放置されれば破棄するしかなくなる。購入を止めた商品を、別の場所に置いていくのを止めてほしいというのは、これまでも多くの従業員が言ってきたこと。
試食をしたけど買わない、店員と会話を楽しんだけど買わない、というのが気まずいのは多くの人が理解できるはず。しかし、あまり気にしすぎず、買うものだけをカゴに入れるのが良い。
(フロントロウ編集部)