ウィリアム皇太子とキャサリン妃は『SUITS/スーツ』のファン
イギリス王室のヘンリー王子が、兄のウィリアム皇太子とその妻のキャサリン妃が自身の妻であるメーガン妃がかつて出演していたドラマ『SUITS/スーツ』の熱心なファンであったことを、自叙伝『Spare(スペア)』のなかで明かした。
ご存じの方も多いと思うが、メーガン妃は元俳優で、ヘンリー王子と結婚する前は「メーガン・マークル」の名で知られていた。代表作は、日本でもリメイク版が制作されたリーガルドラマ『SUITS/スーツ』で、メーガン妃は主人公のマイク(パトリック・J・アダムス)と恋仲になるパラリーガルのレイチェル役でシーズン1からシーズン7まで出演した。
ヘンリー王子によると、ウィリアム皇太子とキャサリン妃はヘンリー王子とメーガン妃が交際していると知ったとき、口を開けて驚いていたそうで、その際に2人から『SUITS/スーツ』のいち視聴者であることを告げられたという。
「ウィリアムとケイト(キャサリン妃)から『SUITS/スーツ』を欠かさず見ている熱心なファンであることを知らされるまで、不安でした。(ドラマのファンだと聞いて)素晴らしいと笑いました。私は余計な心配をしていたんです。それまでずっと、ウィリアムとケイトが彼女を家族として迎えいれてくれないのではないかと心配していたのですが、どうやら、私はメーガンが彼らからサインをせがまれることを心配したほうがよかったみたいです」
なお、ウィリアム皇太子はヘンリー王子がメーガン妃と結婚することに慎重な姿勢を見せていたそうで、「(結婚は)もしかしたら実現しないかもしれない。その覚悟をしておくべきだ」、「もう少しスローダウンしたほうがいい」、「彼女はアメリカ人の俳優だ。何が起きてもおかしくない」と、ウィリアム皇太子から幾度となく忠告を受けたとも述べている。
ちなみに、昨年12月にNetflixで配信が始まったドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』で、ウィリアム皇太子夫妻と一緒に食事をしたときのことを振り返ったメーガン妃が、「私はハグをするのが好きで、ハグをすることが当たり前でした。多くのイギリス人がそれを不快に感じるということを知りませんでした」と語り、2人がハグをあまり快く思っていなかったことを示唆していたが、『Spare』にも、「(メーガン妃のハグは)彼を驚かせました。彼は後ずさりしていました。ウィリアムはあまり他人とハグをしたことがありません。対してメーガンはこれまでにたくさんの他人をハグしてきました」というメーガン妃の主張を裏付けるような記述がある。(フロントロウ編集部)