映画『エルヴィス』でゴールデン・グローブ賞の主演男優賞を受賞したオースティン・バトラーの、“素の状態”の声や話し方が「まだエルヴィスっぽい」と話題に。(フロントロウ編集部)

オースティン・バトラーがエルヴィス化!?

 映画『エルヴィス』で“キング・オブ・ロックンロール”と称される伝説のシンガー、エルヴィス・プレスリーを演じた俳優のオースティン・バトラーが、第80回ゴールデン・グローブ賞で映画部門(ドラマ)の主演男優賞を受賞した。

 初ノミネートにして初受賞を果たしたオースティンは、スピーチの最後に「あなたはアイコンであり、反逆児でした。あなたのことを心から愛しています」とエルヴィスに感謝。また、授賞式に駆けつけたエルヴィスの元妻プリシラ・プレスリーや娘のリサ・マリー・プレスリーをはじめとする彼の家族にも、「あなたたちの心、思い出、そして家に僕を迎え入れてくださってありがとうございます」とお礼の言葉を述べた。

画像: オースティン・バトラーがエルヴィス化!?

 ちなみに、エルヴィスになりきるために徹底的に役作りをしたことで知られるオースティンは、数ヵ月間、誰とも話さず、その期間が明けた頃には「エルヴィスのことばかり考えるようになっていて、(会話をするときは)つねにエルヴィスの声で話していた」ことを米Varietyに明かしている。

 それだけにまだエルヴィス役が抜けていないのか、ゴールデン・グローブ賞の授賞式で受賞スピーチを披露したときの“素の状態”でも、声や話し方が「まだエルヴィスっぽい」とネット上で指摘する声が相次いだ。

 なお、授賞式のバックステージで、そういった声があることを記者から聞かされたオースティンは、自分ではあまり自覚がないとしたうえで、「(指摘されるまで)考えもしませんでした。自分ではまだ彼の声や話し方と似ているとは思っていないのですが、毎回のように言われるので、そうなんでしょうね。僕はよく、外国に長く住むことに例えるんです。僕は3年間、エルヴィスになることだけに集中していました。(外国に長く住むとその国の文化や風習、言葉が自分の中に根付くのと同じで)僕のDNAの中には彼の欠片があって、これから先もずっと彼とつながっています」と述べている。(フロントロウ編集部)

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