第80回ゴールデン・グローブ賞を彩ったセレブたちの美しすぎるメイクをご紹介。また、今年注目のビューティトレンドや実際に使用したコスメもあわせてチェック。(フロントロウ編集部)

今年は“ソフトグラムメイク”に注目

 米時間1月10日(日本時間1月11日)にアメリカ・ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルで開催された第80回ゴールデン・グローブ賞授賞式。アワードシーズンの幕開けを告げる同授賞式は、毎年ファッションやヘアメイクのトレンドが生まれる場としても知られており、セレブたちの気合の入った姿も注目のひとつ。

 そんな2023年のゴールデン・グローブ賞のビューティトレンドは、ずばり「ソフトグラムメイク」。

画像: 今年は“ソフトグラムメイク”に注目

 「ソフトグラムメイク」とは、マットなベースメイク、スモーキーアイ、コントゥアリングといった骨格やパーツを大胆に強調したレッドカーペットの定番メイク「フルグラムメイク(Full Glam Makeup)」をソフトにしたメイクのこと。

 自然に骨格やパーツを強調しつつ、ヌーディカラーのポイントメイクやフサフサとした眉など、ナチュラル感や抜け感を取り入れるのがポイント。ナチュラルながら存在感のある仕上がりで、新しいレッドカーペットのメイクとして注目を集めている。

 今回は、そんな「ソフトグラムメイク」のなかでも話題を集めたセレブのビューティルックをピックアップ。実際に授賞式で使用したとされる愛用コスメもあわせてチェックしてみて。

マーゴット・ロビー

 映画『バビロン』で主演女優賞(コメディ&ミュージカル)にノミネートされたマーゴット・ロビーは、絶妙なウェーブヘアにナチュラルカラーのアイメイク、そしてローズピンクのリップでビバリーヒルズの授賞式の会場に出席。

 マーゴットのメイクを担当するパティ・ダブロフによると、今後公開予定の映画『バービー(Barbie)」から着想を得たピンクのドレスに合わせて、メイクもピンク系のキュートな印象に仕上げているそう。アイシャドウにはシャネルの「レ ベージュ パレット ルガール」、リップには「リップ&チーク ボーム N°1 ドゥ シャネル」と「ルージュ ココ フラッシュ」を組み合わせて絶妙な色を表現したとも明かした。

セレーナ・ゴメス

 ドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』で主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされたセレーナ・ゴメスは、春らしいパープルのアイシャドウに、大人っぽいヌードベージュのリップを合わせたヘルシーで艶やかなメイクで登場。

 コスメには、セレーナ自身が手がけるビューティブランド「レア・ビューティ」のアイテムを使用しているそうで、アイシャドウには「ディスカバリー アイシャドウ パレット(色:Came To Play)」、リップには「カインド ワード マット リップライナー(色:Wise)」と「カインド ワード マット リップスティック(色:Worthy)」で仕上げたそう。

リアーナ

 映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に楽曲「Lif t Me Up」を提供し、最優秀オリジナル楽曲賞にノミネートされていたリアーナは、ピンク系のシンプルながら存在感のあるメイクをチョイス。

 メイク担当のプリシリア・オノによると、すべてフェンティ・ビューティのアイテムだけで仕上げているそうで、アイメイクにはブロンザー「サンストーカー(色:Caramel)」とハイライト「ダイアモンドボム(色:Rose Rave)」を、リップには「グロスボム(色:Fu$$yとCupcakin)」を使用したという。

アナ・デ・アルマス

 Netflix映画『ブロンド』でマリリン・モンローを演じ、映画部門の主演女優賞(ドラマ)にノミネートされたアナ・デ・アルマスは、温かみのあるブラウン系アイシャドウに、目を大きく見せるキャットアイライン、落ち着いたローズモーヴのリップで登場。

 マリリン・モンローからインスパイアされたメイクだそうで、とくにリップの色にはこだわったという。コスメは、全てエスティーローダーのものを使用したとのこと。

アニャ・テイラー=ジョイ

 映画『ザ・メニュー』で主演女優賞(コメディ&ミュージカル)にノミネートされたアニャ・テイラー=ジョイは、クールトーンのマットアイシャドウに、ミルキーベージュのリップで90年代に活躍したスーパーモデル風のメイクで登場。

 コスメは、全てパルファン・クリスチャン・ディオールで仕上げており、メイク担当のジョージー・アイズデルによると、アイシャドウには「サンク クルール クチュール(649ヌードドレス)」、リップには「ルージュ ディオール(100ヌード ルック ベルベット)」を使用したそう。

リリー・ジェームズ

 ドラマ『パム&トミー』で女優賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ、テレビ映画)にノミネートされたリリー・ジェームズは、落ち着いたブラウンヘアに合わせて、メイクも大人っぽいソフトマットな仕上がりをチョイス。

 リリーのメイクを担当したニーナ・パークによると、今回のメイクにはシャーロット・ティルブリーを使用。注目のリップには「マット レボリューション リップスティック(色:Pillow Talk)」、アイシャドウには「ピロートーク インスタント アイ パレット」を愛用しているという。

 今年で第80回という節目の年となったゴールデン・グローブ賞の授賞式。セレブたちの披露したソフトグラムメイクは普段のメイクにも取り入れやすいので、ぜひ参考にしてみては。(フロントロウ編集部)

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