キャシー・ベイツ、レイチェル・マクアダムス、アビー・ライダー・フォートソンが母娘を演じ、思春期の娘やその友達、母親、祖母を描く映画『Are You There God? It's Me, Margaret.(原題)』が必見。(フロントロウ編集部)

3世代の母娘をリアルに面白く、温かく描いた名作が映画化

 作家ジュディ・ブルームが1970年に出版した『Are You There God? It's Me, Margaret.(原題)』は、アメリカで世代を超えて愛されてきた青春小説の名作。そんな作品が、ついに映画化。

 本作の主人公は、もうすぐ12歳になるマーガレット。ニューヨークからニュージャージー州郊外に引っ越した彼女は、新しい学校の友達ナンシー、グレッチェン、ジャニーと、恋やブラジャー、生理などについて話す秘密グループを結成。そんな彼女はキリスト教とユダヤ教の両親に育てられたため、自分のなかに特別な信仰のスタンスがあった…!

 初めて毛を剃ったり、生理について知ったり、友達と集まって体型や恋について話したり…。多くの女性が、思春期の始まりにそんな経験があるはず。当時は真剣で、大人になって振り返ると微笑ましい。どこか心がくすぐったくなるような“思い出”が、この作品にはある。

 また、マーガレットの母親バーバラをレイチェル・マクアダムスが、マーガレットの祖母シルヴィアをキャシー・ベイツが演じているのは必見。自分も新しい環境で努力しながら、娘とも絆を深めるバーバラや、娘や孫がいなくなってしまった寂しさを抱えながらも前向きに進む元気なシルヴィアの姿は、マーガレットと同じくらいリアルな女性像。

画像1: 3世代の母娘をリアルに面白く、温かく描いた名作が映画化
画像2: 3世代の母娘をリアルに面白く、温かく描いた名作が映画化

 むずがゆくも、おもしろ楽しい思春期の思い出や、母娘3世代の交流の温かさが心に響く。映画『Are You There God? It's Me, Margaret.』は、アメリカで4月28日に劇場公開。

(フロントロウ編集部)

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