脳腫瘍により併発した誤嚥性肺炎のため亡くなったYMOの高橋幸宏氏へ、海外アーティストが追悼メッセージを送った。(フロントロウ編集部)

海外セレブにも大きな影響を与えた高橋幸宏氏

 イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の高橋幸宏氏は、2020年夏に脳腫瘍の摘出手術が終わり、復帰に向けて治療を進めていたところ、2022年末から容態が悪化し、2023年1月11日に71歳でこの世を去った。

画像: 海外セレブにも大きな影響を与えた高橋幸宏氏

 唯一無二のドラマーとしてテクノサウンドを支えた高橋幸宏氏は、国内外問わず多くの人に影響を与えており、高橋幸宏氏の死を受け様々な人が追悼メッセージを送った。

 その中には海外アーティストも。ザ・ルーツのドラマーとして活躍し、第93回アカデミー賞では音楽監督を務めるなど、多岐にわたって活動するクエストラブは、YMOが日本人アーティストとして初めてテレビ番組『Soul Train』に出演した時の動画をインスタグラムにアップすると、「凄まじく未来的で革新的なYMOの高橋幸宏が(あの世へと)移行した。はあ、歴史を作った男性。言葉に置き換えることができない」とコメントをつけて追悼。

 その投稿にはベックが「幼い頃YMOのレコードは全て持っていた。安らかにお眠りください」と、キーボーディストのマニー・マークは「音楽界の大御所。彼のポップスにおける影響力はとても密かなものです。YMOは『スペースジャム』を発明したと言ってもいいかもしれない。そして、高橋は史上最高のドラマー/シンガーの1人です。YMOのメンバーはそれぞれ素晴らしいサイドプロジェクトを持っていて、高橋のディスコグラフィーはまるで短編小説のようです。家族、友人、ファンに哀悼の意を表します。高橋幸宏、安らかにお眠りください」と、ネオソウル界の大物ジェイムス・ポイザーは「私が子供の頃、耳コピで覚えた最初の曲の1つです...。R.I.P」とコメントし、元ザ・ビートルズのジョン・レノンとオノ・ヨーコの子どもであるショーン・レノンは合掌の絵文字を残して高橋幸宏氏を追悼した。

 その他にもこのクエストラブの投稿には、ジョン・メイヤーやケイト・ハドソン、リンジー・ローハンなどのセレブがいいねで反応。

 世界で活躍するアーティストが追悼メッセージを捧げた高橋幸宏氏。それだけ彼が与えた影響は大きかったということを証明した出来事だった。(フロントロウ編集部)

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