メイクの新トレンド「サキュバス・シック」とは？ダークな雰囲気がオシャレだと話題

ダークな雰囲気が魅力の「サキュバス・シック」

　2022年はグリッターやスワロフスキーなどを使った幻想的な「ユーフォリア・メイク」や、ヘイリー・ビーバーが火付け役とされる「グレーズド・ドーナツ・ネイル」など、キラキラとしたメイクやネイルが人気を集めたけれど、2023年はモード感たっぷりな「ダークメイク」がトレンドの予感。

　なかでも、今季注目したいメイクトレンドが「サキュバス・シック（Succubus chic）」。

　サキュバス・シックとは、1990年代〜2000年代に流行した細眉もしくはブリーチ眉に、艶やかな黒髪、エッジーな囲み目アイ、そしてブラウンのリップライナーを合わせたヘアメイクのことで、ダークテイストでありながらも、どこかフレッシュさを感じるのが大きな特徴。

　これまでダークメイクといえば、マットなベースメイクにチークレスが主流だったため、どこか疲れて見えたり、不健康な印象を与えていたけれど、いまトレンドのサキュバス・シックは、ツヤのあるベースメイクに、ほんのり血色感を与えるのがポイント。

　こうすることで、目の周りに強さを集約しつつ、同時にナチュラルな素肌感を演出。今っぽさがありながらもダークな雰囲気を楽しめると、海外のビューティ好きの間で急激に人気が高まっている。

　セレブ御用達メイクアップアーティストのアリソン・ケイは、「（サキュバス・シックは、）見た目が独特でほとんどスケルトンのように見えますが、ハロウィンのコスチュームメイクとは異なります」と米The Zoe Reportでコメント。その人本来の美しさを引き出す、強さと上品さを兼ね備えたいま最もクールなメイクだと主張した。

　ナチュラルさと強さが共存する話題の「サキュバス・シック」。目力アップも期待できるメイクなので、いつものメイクにマンネリ気味という人はチャレンジしてみては。（フロントロウ編集部）