マーベル映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でシュリやオコエたちが着ている衣装はアディダスが手がけたもの。(フロントロウ編集部)

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が衣装でアディダスとコラボ

 映画『ブラックパンサー』といえば、マーベル映画として初めてブラックパンサーという黒人ヒーローを登場させ、続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では女性たちの活躍やシスターフッドを大々的に描くなど、マーベル映画のなかでも特に多様性やレプリゼンテーションを積極的に描いてきた作品。

画像: 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が衣装でアディダスとコラボ

 実は、『ワカンダ・フォーエバー』でシュリやオコエら女性キャラクターたちが着用した衣装を制作も、そんな『ブラックパンサー』らしい多様なチームで制作されたのをご存知だろうか?

 『ワカンダ・フォーエバー』でシュリやオコエ、アイアンハートことリリ・ウィリアムズら女性キャラクターの衣装を制作したのは、前作『ブラックパンサー』でアカデミー賞の衣装デザイン賞を受賞したルース・E・カーターが率いるチームで、ルースがアディダス(Adidas)のデザイナーや、アディダスのSchool for Experiential Education in Design(S.E.E.D.)というプログラムで学んでいるデザイナーと共に手がけた。

 2020年に設立されたプログラムであるS.E.E.D.は、シューデザインの業界にいるBIPOC(※Black, Indigenous, and People of Color=黒人、先住民、有色人種)の女性のために設立されたプログラム。マーベル・スタジオがこのような形でアディダスとコラボレーションを行なうのはこの作品が初となった。

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