ストロベリーブロンド
今年とくに注目したいヘアカラーが、すこしピンクみのあるハイトーンカラー「ストロベリーブロンド」。セレブ御用達ヘアスタイリストのガイ・タンは、「すでに流行しているカッパーカラーは暗めで重たい雰囲気ですが、（ストロベリーブロンドは）明るいので春のヘアカラーにピッタリです」と米Bustleでコメント。
ラスベガスを拠点とするスタイリストのシェリー・グレゴリーも、「ストロベリーブロンドは、春夏に向けて髪を明るくし始めるためには素晴らしいアイデアだと思います」と米Allureで発言。シドニー・スウィーニーのような少しピンクがかった色合いにしたい場合は、明るめのブロンドヘアをベースに、赤系のハイライトを細めに入れるのがオススメだとも明かした。
ダークグレージュ
セレブを手がけるヘアスタイリストでカラーリストのジョナサン・コロンビーニいわく、今シーズンはクールで暗めな「ダークグレージュ」のニーズが高まっているとのこと。
ジョナサンは、「クライアントのなかには、“暖かさや赤さはもう見たくない”と強調する人もいます」と話し、ここ数年続いていたウォームトーンカラーから、リリー・コリンズのようなクールトーンカラーにシフトする人が増えていると発言。
とくに暗めのダークグレージュは、ブリーチなしでも透明感のある髪色がかなうため、「髪をヘルシーに見せることができ、なおかつメンテナンスも少ないので、今かなり人気のヘアカラーです」と話している。
ハニーベージュ
ジョナサンは、2023年はほんのりイエローが混じった明るい「ハニーベージュ」もトレンド入りするだろうと予想。テイラー・スウィフトのような、やわらかく透明感のあるハニーベージュは、どんな肌色の人にも似合いやすく、春らしい印象を与えてくれるそう。
テイラー・スウィフト
また、ジョナサンは「ヘアケアにこだわっているクライアントも増えているので、最近では（髪を傷める）複雑なカラーリングよりも、ナチュラルできれいに見えるヘアカラーが好まれています」と発言。今後よりベージュ系カラーの人気が高まるだろうと明かした。
レイブンブラック
2023年はゴシックでダークなヘアメイクやファッションが流行していることもあり、ヘアカラーもクールでモダンな「黒髪」がトレンドにカムバック。
デュア・リパ
ニューヨークで活躍するカラーリストのオリビア・カサノバも、「今シーズンはかなり暗いヘアカラーがきています」と、これまで以上にブラックヘアを求めるクライアントが増えているとコメント。デュア・リパのような真っ黒な「レイブンブラック」のほか、ほんのり青みがかった「ブルーブラック」や、アッシュのくすみを加えた「アッシュブラック」なども人気だという。
2023年トレンド入りが予想される4つのヘアカラー。髪色を変えたくなったらぜひ参考にしてみて。（フロントロウ編集部）
