エド・シーランがSNSに投稿してこなかった理由
最近インスタグラムの投稿をすべてアーカイブして、新曲「F64」と共にシーンにカムバックしたエド・シーラン。「F64」は、2022年に亡くなった友人でDJの故ジャマル・エドワーズに捧げた1曲で、ジャマルが創設したYouTubeチャンネル「SBTV」に触れて、インスタグラムでは同曲について「SBTVのためのF64」と紹介していた。エドは「SBTV」に何度か出演したことがあり、友人思いなエドらしい1曲となっている。
長期的なツアーの後で活動をお休みし、その時はソーシャルメディアへの投稿も休むなど、これまでにもたびたびソーシャルメディアへの投稿が途絶えることがあったエド。今回のインスタグラムへの復帰は、エドが新たなフェーズへと一歩を踏み出したことを示しているのではという見方もあったが、エドによれば、今回はどちらかというとプライベートで置かれていた状況が影響していたよう。
先日、エドはインスタグラムに動画を投稿して、そのなかで久しぶりに自身の近況を報告。「ソーシャルメディアやファンベースにここ何年か参加していないなっていうことに気がついたんだ。このアカウントに投稿されていたものはちょっと退屈だったよね。ごめんね、僕のせいなんだ」と、ここ何年かあまりオンラインでファンと交流してこなかったことを謝罪すると、その理由について、こう打ち明けた。
「正直に言うと、私生活で大変なことが起きていたんだよ。それで、オンラインになる気にならなくて。気分じゃないのに、その気になっているフリをすることはできなかったんだ」。
この「大変なこと」が何を指しているかは定かでないものの、エドは2022年2月にジャマルの死を経験したほか、同年5月には妻チェリー・シーボーンとの間に第2子が誕生した。
「変に聞こえるかもしれないけど、それでこの動画を撮ることにした。状況は好転してきていて、オンラインに戻ってきたよって伝えたかったんだよ」と続けて語ったエド。これからは再びインスタグラムに投稿していくといい、「変なもの」がどんどんアップされる予定とのこと。(フロントロウ編集部)