カーディ・Bがパコ・ラバンヌを追悼
2023年のグラミー賞授賞式にはプレゼンターとして出席した、女性アーティストとして史上初めて「最優秀ラップ・アルバム賞」を受賞したカーディ・B。レッドカーペットではまるで芸術作品のようなガウラヴ・グプタ(Gaurav Gupta)のドレスに身を包み、夫のオフセットと共に登場した。
そんなカーディは会場内で着替え、プレゼンターとしてステージに上がった際は、キラキラ輝くフューチャリスティックなドレスに変身。
今回このシルバードレスが話題になっている。カーディがステージで着用したシルバーのドレスは、パコ・ラバンヌ(Paco Rabanne)のもの。
じつはグラミー賞授賞式が開催される2日前に、パコ・ラバンヌの創設者であるスペイン人デザイナーのパコ・ラバンヌが88歳で死去。
パコは、60〜70年代にかけて台頭したスペースエイジ・ファッションを牽引してきた1人で、1999年のショーを最後に引退。今回カーディがグラミー賞授賞式で着用したドレスは、現クリエイティブディレクターであるジュリアン・ドッセーナがデザインしたものだが、パコ・ ラバンヌのエッセンスが光った1着。
カーディはグラミー賞授賞式にパコ・ラバンヌのドレスを着用して、パコのことをひっそりと追悼していたよう。
ちなみにプレ・グラミーでは、オリヴィア・ロドリゴもパコ・ラバンヌのドレスを着用してパーティーに出席しており、人気セレブたちがパコに敬意を払っていた。(フロントロウ編集部)